WB工法は24時間強制換気は不要?

広大なネット空間の中から、良くぞこの「小さなサイト」を見つけて下さいました!
あなたとの「出会いに感謝!」します!<m(_ _)m>
後期高齢者の「健康オタク」のブログですが、宜しければご笑覧ください!
少しでもお役に立てれば嬉しいです。 河野 拝

 

はい!不要です!
 【2003年4月22日、換気装置がなくても室内に化学物質がこもらない透湿・透過の機能を証明する200棟以上の実測データーや、大学との共同研究を裏付けとして「20条の7」による特別評価に道を拓こうと、私(故寺島会長)が最初に訪ねた国土交通省の窓口は「住宅局建築指導課」でした・・】で始まる、故寺島今朝成会長の「国土交通省との3年4か月に渡る交渉」の結果、2006年8月に国土交通省から換気扇不要」との認定書を頂いています!
・・・・ですが、その間の2003年7月に、法律で「24時間換気装置の設置が原則義務化」されましたので、「WB工法の家」といえども、「設置はします!」が「スイッチはOFFでも大丈夫です!
 ・・といいますのは、1998年頃から、「シックハウス症候群」の全国的な蔓延を受けて、国が下した「対策!」は「新築住宅の壁に”穴”を開けて換気扇で汚れた室内空気を、綺麗な外気で入替える!」という!・・「私に言わせると・・噴飯もの!(コンクリートの建物は止むを得ない・・が!)」の”泥縄式”の対策でした!
 ウッドビルドの故寺島会長は「この方針は間違っている!日本伝統の”透湿壁”から湿気を抜けば換気扇は要らない!」と、3年4か月に亘る国土交通省との交渉により、「WB工法は換気扇不要」との認定書を頂きました。さらに、この事実を「データーと共に!家造りが間違っている!」と、国に提案し、デモ行進までされましたが・・・国は、現在までも”無視”したままです・・!
いや!「無視せざるを得ない!」のです!今更「方針変更」は出来ないでしょう!!!
 下記のグラフを見て頂ければ、国の施策が的外れなのは「数値の傾向が全く変化していない!」事からも明らかです!

 

 新築住宅には2003年より24時間換気装置の設置が法律で”義務”付けられてしまった!・・ので、WB工法といえども、一番簡単な「第3種換気装置」は設置します。しかし、運用は”任意(お施主様任せ・・?)”です。(換気扇用の”スイッチ”が付いていますので、on/offはお施主様任せ・・では!!)
・・というか、国の住宅行政を左右する「専門家」と称する学者先生達が石膏ボードの「透過性」や「濃度勾配」を「・・知見が無かった!(・・知らなかった!)と、言い訳?されています
 このレベルの”学者さまが推し進められる住宅行政”であなたの大切な「家の性能」が左右されてしまっているのが現実なのですよ!!・・それも「高気密!高断熱!こそ省エネルギーだ!」と・・!!!
湿気”を自動的に外気へ排出する大切さ!」に「気付いていない!」、いやむしろ、「気付いてしまったが、今更方針変更は出来ない!ので、そのままズルズルと・・!」としか、私には思えません!!

 

 WB工法なら換気扇のスイッチOFFで問題ありません。「換気扇を使わなくとも室内の空気環境(ホルムアルデヒド濃度)は規定値以下に維持できる。」と国土交通省の認定を頂いています
こちらのWikiペディアの下段(186行)の「国土交通大臣認定居室」を参照してみてください。
 日本で初めて「国土交通大臣認定居室」として「RLFC-0001」で、「換気扇を使用しなくても室内のホルムアルデヒド濃度が国の基準値0.08ppmを下回る」として認定されたのです。

 

 当時の品確法20条の7に認定の申請をして3年4か月間もの間、関係部署との繰り返し折衝の結果、やっと「透湿壁の原理」を認めて頂き、室内換気扇OFFでもホルムアルデヒドが透湿壁を透過して下記のように基準値以下になることを、日本で初めて「認定」していただきました。
但し、国はその3カ月後に「20条の7」の内容を変更して、そっくり同じ内容を「20条の9」として施行しました。従って、現在ウッドビルドが「20条の7で認定を受けています!」と言っても、意味が無いことになります・・。このことは「何を意味している?」と思われますか・・?
全く、国の窓口担当者の狭小さには開いた口が・・・。(と、私のボヤキ!)

 

 下記の、信州大学の測定データーをご覧ください。時間はかかりますが換気扇無しで、ホルムアルデヒド濃度が国の基準値0.08ppm以下の「きれいな空気」になります。
この時、化学物質ばかりか、臭気も湿気とともに透湿壁から排出されています

 したがって、換気が止まっていても、窓を閉め切っていても湿度・臭気・化学物質の濃度が高くなる心配はありません。しかし、建築基準法では、0.5回/hの換気を義務化していますので、取付けは法律上必要です。(再度!取付は義務、運用は任意!(お施主様任せ!!))

 

 1998年頃に全国的に「シックハウス症候群」が問題となり、2001年に国が「空気環境改善の意見書を公募」したので、WB工法開発者の故寺島会長(当時)は「土壁の原理を利用すれば、換気扇無しでも室内のホルムアルデヒドの濃度は基準値以下に出来る!」と、国に対して「意見書を提出」し、国会まで「デモ行進」までされましたがしました・・が、然し形式的な意見募集で、折角の意見はなにも反映されませんでした!

 

しかも、「計画換気」といってもいろいろ問題があるようです。こちらもご参考に!
また、ダクト内の汚れも参照してみてください。
WB工法は換気システムに頼った住宅ではありませんので、高額な換気システム(第一種)を付ける必要がなく、できるだけ簡易的な換気設備(第三種)の「設置だけ」で大丈夫です。
 共働きで日中は窓を締めっきりのお宅が多くなってきている現在、換気装置に頼らない家造りをぜひ検討してみてください。
洗濯物を室内に干しても「半日」で乾きますし、結露、カビ、ダニ、生活臭を気にする必要が無くなります!
 さらに、私は自宅の「浴室の湿度の変化!」を測定してみましたので、「こちらで」WB工法の「透湿」効果としてご笑覧ください!
 高気密・高断熱に拘られる方は、ぜひ「断熱と換気の勘違い」や「換気装置の寿命」をご覧ください。機械換気の難しさや問題点を分かりやすく解説されていますし、「家電ですので寿命が有ります!」。 
 そもそも「温かい!」「涼しい!」を売り物の「機械換気装置頼りの家」で、本当に「健康な空気環境」が得られるとお思いですか・・?
私は「無理!」だと思います!
是非、「内科医はなぜ通気断熱WB工法を選んだのか」を参照してみてください。