読書シリーズ『エクサスケールの衝撃』

WB HOUSEのBlogへようこそ!”健康に拘る”営業の河野です。資料差し上げます!
こうしてあなたと出会えたのも何かのご縁です、ぜひ「WB工法」と、「エアープロット」いう言葉を覚えて帰ってください、いつか必ずあなたのお役に立ちます!長野の棟梁が考えた「換気扇を使わないで室内の湿気・VOC・臭気を排出」する工法と、白金担持触媒で「アレルギー源を無害化する」方法です。

『エクサスケールの衝撃』斉藤元章著(587ページ!) PHP研究所
齊藤元章(さいとう もとあき、1968年 - )は、研究開発系シリアルアントレプレナー(連続起業家)、スーパーコンピュータ開発者・次世代の汎用人工知能(AI)の研究者。PEZY Computing 創業者兼最高経営責任者(CEO)・ExaScaler代表取締役会長(創業者)・ウルトラメモリ代表取締役会長(創業者)。医師(放射線科)・医学博士。

 

 

 

 

 

 

 

 

どこかのおバカさんが「2位では駄目なんですか?」と得意になっていましたが、「ダメなんです!」
世界の中で1位を確保していかないと、次のスーパーコンピュータの開発に遅れをとってしまい、数年経つと取り返しのつかない差になってしまうのです。

実際に差がついてしまっています。

 

日本は2011年6月には1位であった「京(ケイ)」が2016年11月には7位に落ちています。(右図参照)
【・・むしろ、日本以外の先進国においては、「TOP500」などには申請もされないような、存在が厳重に秘匿されているスーパーコンピュータが稼働していて、そうした核兵器開発や他の最先端軍事技術開発に使用さている可能性が高いだろう。】というのが世界の動静です。馬鹿正直に「軍事目的のための化学研究を行わない」声明を出しているのは日本くらいでしょう。

 

本書の「エクサスケールの衝撃」の題名を見て何を想像されますか?

「エクサ」とは10を18乗した数字です。
現在日本が誇るスーパーコンピュータ「京(ケイ)」は浮動小数点演算が10PFLOPS(ペタフロップス)=1京=10の16乗=10,000,000,000,000,000回です。
(フロップスは1秒間に倍精度の浮動小数点演算を何回行えるかを示す演算性能単位)
それを、理化学研究所と富士通は、2020年を目標にこの100倍=1エクサの次世代スパコンを開発中です。
 日本の単位では京(ケイ)の上は垓(ガイ:10の20乗)ですが、ここには当面到達できません・・・。
著者は、東大大学院卒の一流の医師であり、先端的医療機械研究者であり、複数の起業で大成功している起業家であり、なおかつ、昨年わずか半年あまりで少数のスカンクワークスのようなチームのリーダーとして独自開発

した省電力化・小型化されたスーパーコンピュータ3台が、消費電力当たりの性能を競う世界ランキング「Green500」で2015年の1〜3位を独占するなど、まさに日本が誇る「超天才的スーパーコンピュータ開発者」です。

 

 中国からの遅れを取り戻してくれるのは著者のような、超天才の集まりだと思います。
エクサスケールのスーパーコンピュータが普及した時、宇宙、地球、農業、エネルギー、医療、貨幣、衣食住で何が起こるのかを事細かく、イメージしやすい形で書かれています。
それにしても著者の各分野に対する見識の広さにはビックリさせられます。
世の中には天才がいるものだとつくづく感じました。また、同時代に生きていることに感謝します。
【・・さらに驚くべきことに、現在日本が技術開発で米国、中国らに大きく出遅れている特定目的人工知能ではなく、人間とおなじような汎用的な思考能力を持つ汎用人工知能(以下AGI: artificial general intelligence)の開発でも大きな注目を浴びています。
著者齊藤元章さんが、エクサスケール・スパコンと同時に開発を進めている人間の脳をリバースエンジニアリングした齊藤脳チップ(ニューロ・シナプティック・プロセッシング・ユニット=NSPU)によって、人間の脳73億人分の能力を持つ脳型コンピュータのハードが製作可能とのことですが、早ければ5年以内に開発できると言われています。
後は、汎用人工知能(AGI)の「マスターアルゴリズム=ソフトウエア」さえ開発できれば、世界初AGIの開発によって日本は、起死回生の逆転劇を演じる可能性があります。】(Amazonのレヴューより)
下記、参照!!
ペジーのスパコン詐欺
「元社長に懲役5年判決、ペジーのスパコン詐欺とは何だったのか?」