WB工法は生活臭もこもらない?

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少しでもお役に立てれば嬉しいです。 河野 拝

「はい、WB工法なら生活臭は有りません!!」

気密性が向上した最近の日本の住宅で、問題となるのが「生活臭!」。
どこのお宅家を訪ねても、玄関を入って「ごめん下さ〜い!」と挨拶した時に感じる、「その家独特の臭い!」を感じたことはありませんか?
嗅覚はすぐに慣れてしまいますので、やがて気にならなくはなりますが、鼻はいつまでもその”異臭”を嗅いでいるのに、あなたの神経・意識が慣れてしまい無反応になっているだけなのです・・。
当然、あなたはご自宅の生活臭など何も意識しないで毎日生活されているでしょうが、来客時には意識して反応を窺ってみてください。
 換気をしないと室内の空気は淀み、どうしても生活の臭いが気になってしまいます。では、換気装置を付ければ大丈夫なのでしょうか・・?換気装置そのものにも顕熱は乾燥が、全熱は臭いのリターンが、などの問題があるようです。
 臭いや化学物質は室内の湿気に溶けて漂い、クロス、カーテン、ソファー、カーペットなどに付着・吸収されるので、臭いが気になり、TVの宣伝効果もあって、消臭剤の売り上げが激増!しているのもここいらに原因がありそうです。
 しかし通気断熱WB工法は、自然な通気と透湿・透過によって「”湿気と共に”生活臭も屋外に排出!」しますので、ペットの臭いもほとんど気になりません。他の住宅にはない、高い消臭効果を発揮します。
 実際に私の家に来られた親しい友人達に「室内犬を飼っているんだけど、臭いがしますか?」と都度聞いてみましたが、いずれも「クン!クン!」した後で「本当だ!臭いはしないね!」と言ってくれます
お愛想半分としても「WB HOUSEにしておいて良かった・・!」としみじみ感じています。
 結論としては「WB HOUSEなら完璧に室内の異臭は無くなるのか!」と聞かれると、「完璧とは言えません。自然な透湿換気ですから、換気扇を使わないでも比較的容易に生活臭の少ない暮らしが可能です。」と答えさせて頂きます。下段のグラフを観て頂いてご自身で判断して下さい!

 

※ペットを室内で飼う人が増えています
一般社団法人ペットフード協会が行っている平成23年度のインターネット調査によると、アンケート回答者(5万3千人)の中で全体の17.8%が犬を、10.3%が猫を飼っています。
ペットの飼育場所については、主に屋外で飼われている犬は19.9%で、それを除く約8割の犬が室内で飼われています。
猫の場合は3.8%が主に屋外で、ほとんどの猫は室内で飼われています。
犬猫に限らず、家の中でペットを飼うことが増えてきている現代。

ペット臭を気にしている家も少なくはありません。
ペット需要が激化していく一方で、気密が進む住宅。
ペットによる臭いの問題は、住宅から切り離すことができません。
※芳香消臭剤が売れるのは
1970年代から日本に普及し始めた芳香消臭剤。
今や暮らしに欠かせないものになっています。
その市場規模は実に600億円規模。
これほどまでに室内事情が深く関係しているように思います。
生活空間におけるニオイの問題も思った以上に深刻なものかもしれません。
これを換気扇で解決しようとしてもそれなりに問題があり、完全には解決できていません。

 

では、WB工法の家ではどうでしょう。
※壁の透湿作用で生活臭を逃がすことができるのです!
化学物質や臭気は単独で室内に存在しているのではなく、湿気とくっ付いて浮遊しています。湿気が透湿壁から排出される際に一緒に屋外に排出されます
臭気の代表例としてアンモニアの損失実験データーがあります。
下記のアンモニア臭気損失実験をご覧ください。

WB工法の部屋では機械換気停止(9:40)後、臭気が上がるものの従来の高気密の部屋と比べて1/2程度におさまっており、減少スピードも速いことがわかります。
また湿度においても、WB工法の部屋では機械換気を停止しても湿度にほとんど変化がありませんが、従来の高気密の部屋では湿気の逃げ場がないため、湿度が上昇していくのが分かります。

 

●アンモニア臭気損失実験
◆◇実験の概要◇◆
等規模の実験棟2棟を密閉状態にし、アンモニア水溶液(28%)5mlを付けた濾紙をシャーレに入れて部屋の中央床上18cmに設置。出入口左側1.5mの位置にてアンモニアを測定しました。
アンモニア水溶液設置後30分間隔で測定。室内の温湿度測定は、室内空間の中央部で10分間隔で測定しました。
各部屋には人体発湿装置(発湿量50cc/h運転)を設置しています。
実験は24時間換気を回した状態で開始し、9:40の時点で24時間換気を停止しました。
※特定悪臭物質の測定の方法準拠(昭和47年環境庁告示第9号)

 

ぜひ「内科医はなぜ通気断熱WB工法を選んだのか」を参照してみてください。