WB工法は夏涼しくて、冬暖かい?

広大なネット空間の中から、良くぞこの「小さなサイト」を見つけて下さいました!
あなたとの「出会いに感謝!」します!<m(_ _)m>
後期高齢者の「健康オタク」のブログですが、宜しければご笑覧ください!
少しでもお役に立てれば嬉しいです。 河野 拝

 

WB工法の家は「夏涼しくて・冬暖かい(25℃程度?)ですか・・?」とよく聞かれますが、暑い・寒いは主観的なものですので、あまりこの点を「強調し過ぎる!」のはお互いに誤解の元です。
 実は、私自身も「WB工法なら、夏も冬も25℃程度が維持できるのだろう・・!」と勝手に期待して、契約し、完成し、住み始めましたが・・、夏はそれなりに「暑く」、冬はそれなりに「寒い」ので、ウッドビルドからメンテに来られた寺島副社長にその旨を伝えたら・・「それで良いんじゃないですか!夏も冬も25℃の室温では、外気温との温度差が大き過ぎて、身体がおかしくなりますよ!」と言われて・・「ポカ〜ン!」としたことを思い出します・・。
 よく考えれば「その通り!」で、「酷暑の夏」、「極寒の冬」、「独特の露時」のある日本で生活するためには、「湿気をコントロール」して、「上手に日本の四季と付き合って生活して行く!」のが、一番健康的だと、良く理解できるようになりました!!!
大がかりな機械換気装置を使わない自然な換気ですので、夏はそれなりに涼しく、冬はそれなりに暖かいと思ってください。
 家の暑さ、寒さは断熱の仕方で凌げます。WB工法は室内の”湿気”を”自然に”屋外に排出できる構造にすることが最も大切だと考えています。
まずは実績値を参照して頂いて、ご自分で判断してください。
その際、特に室内の湿度が安定(年平均55%程度)している点を確認してください。換気装置を使わなくても室内の空気が「サラッ!」としているのが、私の家族が一番喜んでいるポイントです。
断熱性能は温熱等級4の型式認定を取得(当時の)していますのでご安心ください。断熱材を暑くすることでZEHにも対応可能です!
 特に夏の暑さは自動開閉の換気口が開き壁の中に上昇気流が生じ、「焼け込み」(熱)を棟から排出しますので、断熱材に蓄熱が少なく”日陰の涼しさ”程度で外気より暑くなることはほとんどありません。
 逆に、冬は自動開閉の換気口が自然に閉じますので、家全体が「動かない空気層」に包まれて、例えれば”セーターを着た暖かさ”です。

室内の「過剰!な恒温性」を目指している高気密・高断熱とは家造りに対する考え方が違います、室内の「湿気」を、自然にコントロールすることにより、「室内の空気を綺麗にする」ことに知恵を絞っております。
WB工法は大掛かりな機械換気装置(第一種換気装置)は不要です。法律で義務付けられていますので第三種を設置はしますが、運転はお施主様の任意です、OFFで何ら問題ありません!機械装置で換気するのではなくて、自然の力を利用し「透湿壁」「壁体内通気層」と「自動開閉換気口」で換気する考え方です。
室内壁に透湿性を確保し、壁の内側に通気層を確保して湿気を、濃度勾配による自然換気で屋外に排出しますので夏は日陰の涼しさ、冬はセーターの暖かさ程度です。
確かに小屋裏に冷房装置を、床下に暖房装置を設置し大掛かりな機械換気装置を付けて、各室をダクト配管すれば「年中25℃」も可能でしょう。
でも、それで良いのでしょうか?外気温とあまりに温度差のある”快適な”室内環境での生活には問題があるのではないでしょうか。
「最近運動しても汗をかかない子供が見られる」との情報もあります。
「・・体温を調節する汗腺の働きは、生まれてから3才くらいの間にどのような温熱環境で生活したかで決まる・・」そうです。
能動汗腺の発達が必要とのことです。汗をかく仕組みがこちらにあります。
先人の知恵である下記にも激しく同意!
【「子供は少し飢えさせて育てよ、震えさせて育てよ」これは江戸時代の学者、貝原益軒の「養生訓」の教訓です。少しの「ひもじい」思いと「寒い」思いをさせることが、壮健な身体と長寿の体質を培うというわけです。現代なら「幼児虐待」で訴えられかねません。しかし古来「貧家に孝子顕る」という諺もあります。】(「3日食べなきゃ、7割治る!」船瀬俊介132P)
高温多湿のある日本では、やはり四季の移ろいを感じながら、耐えられない暑さ・寒さを避けて、やわらかな暑さ、やわらかな寒さの中で生活するのが自然だと感じるのは私だけでしょうか?
WB工法の家に住んで実感するのは外気温より7℃から10℃穏やかな気温で、湿度が55%前後に保たれる室内空気の爽やかさが一番です。
室内の湿度が安定しているため、空気が爽やかできれいだと感じます。
新築後、以後の人生の1/3ほどを過ごし、「家族を守る」自宅の”室内空気環境”が一番大切だとは思いませんか?
今後の生活が生涯換気扇に頼る!フィルター交換機械のメンテ・交換する生活で良いですか?
それよりも、機械換気に頼らず、自然(透湿壁と通気層排気)できれいな室内空気環境で生活してゆきたいですよね。
ぜひ「内科医はなぜ通気断熱WB工法を選んだのか」を参照してみてください。