「あなたが知る業界の闇はなにがありますか?」

WB HOUSEのBlogへようこそ!”健康に拘る”営業の河野です。資料差し上げます!
こうしてあなたと出会えたのも何かのご縁です、ぜひ「WB工法」と、「エアープロット」いう言葉を覚えて帰ってください、いつか必ずあなたのお役に立ちます!長野の棟梁が考えた「換気扇を使わないで室内の湿気・VOC・臭気を排出」する工法と、白金担持触媒で「アレルギー源を無害化する」方法です。

 

 


闇というほどではありませんが・・「住宅業界」の不可思議さです。 
 私は2004年までは、「住宅に関しては全くの素人」
でしたが、ある本(右図)との出会いで「日本の住宅は斯くあるべし!」と教えられ、2005年に「その通り」の自宅を建てて住んでみて、2023年9月現在、今更ながら「出会えて良かった!」と、その出会いを感謝し、満足し、安堵!しております。(出会えなければ、家なんて容れ物だから、安かろう!悪かろう!でも、仕方が無いんだ・・!と考えてていましたので・・!)(-_-;)冷汗!
 故寺島今朝成棟梁の言われる通り、日本伝統の「木造軸組み工法」の家造りで、それまでの唯一の欠点であった「冬寒い!」という問題点を解決した「WB ハウス」の家造りこそ、酷暑や極寒、梅雨のある日本の四季と「上手に付き合って行ける家」である!と確信するようになりました。

 

 そのご縁が元で、以後「健康住宅」に関わるようになって、国の住宅行政の偏りが気になっています。大手HM主導で『「高気密」「高断熱」こそ省エネルギーだ・・!』と法改正されて、指導・推奨されてきていますが、国が進める「技術要素」には「湿気」に関するものが含まれていません。

 

上記の本の著者、故「寺島今朝成」氏によると、国土交通省との交渉の窓口とされた「日本建築センタ―」の当時の担当者に、「いくら完成後の家の測定値を提出されても・・”出口調査”では意味が有りません!」と指摘され、「そんなことが法律のどこに書いてあるんですか!!」と詰め寄ると・・「我々が法律です・・!」と居直られた!とのこと。
その交渉経過についてはこちらに詳細がありますので、ご覧ください。
 下記は、「日本建築住宅センター」の役員一覧ですが・・、2021年6月現在でも、その役員の構成を見れば「大手のハウスメーカーからの天下り?」揃いで、大手のハウスメーカーを優先する行政指導になるのも・・「さもありなん!!」と納得させられます。日本伝統の在来木造軸組み工法で頑張っている地場の工務店さんの思いは・・「なかなか反映されない!」と思われます。

 

 私も茨城県下の地場工務店さんを約700社ほど訪ねてみましたが、自社で戸建ての註文を摂って頑張っておられるのは1割も有りませんでした。ほとんどが「リフォーム・・」や、最悪「大手HMの下請け」に入られて、厳しい金額、厳しい納期、厳しい条件で頑張っておられるのを仄聞しました。当然、一旦下請けになられると、自社の営業が出来ませんので、いわゆる「負のスパイラル」に陥り、そこから抜け出すことは大変だと実感しました・・。

 

 

 

1998年頃から、全国的にシックハウス症候群が問題になり、最終的に2002年に国が決めた対策は「新築の家の壁に””を空け、換気扇で室内の空器を2時間に一回入れ換えろ!」という泥縄ものでした。しかし、その換気扇義務化(2003年)以降も児童のぜん息羅患数は相変わらず右肩上がりでその「勘違いぶり!」が伺えます。

 

 

私が思うに「室内の湿気を換気扇に頼らず、透湿壁から壁体内通気層経由で、小屋裏に集め、屋外に排出すれば、湿気は勿論、VOC、臭気まで同時に排出されるので、この方向に軌道修正すべきだ!」と考えますが・・多分無理でしょう。

 

 

「高気密」「高断熱」こそ省エネルギーだ!との、最初の「国の方針」が間違っていたためだと感じていますが、2021年の現在でもシックハウスや児童のアレルギーは増加傾向で残されたままです。
家造りで、「構造を工夫」すれば、換気扇が不要で、「透湿壁」「壁体内通気層」「小屋裏」「棟換気口」から「自然に!」屋外に排出されます。

 

 

最初にボタンを掛け間違ったので、元に戻って直さない限り何処まで行っても直らない!」と言われた今朝也棟梁の言葉を思い出します。
 今さら、国の住宅行政の方向転換は出来ないと考えています。変更すれば、日本中から訴訟が起きると思われますので・・。せめて、我々に出来るのはこの現実を理解し、自分や身内の家だけはこの問題を回避する事だけだと思います。このことを心ある皆さんと共有したいと考えています。