シロアリ対策のポイントは何ですか?

WB HOUSEのBlogへようこそ!”健康に拘る”営業の河野です。資料差し上げます!
こうしてあなたと出会えたのも何かのご縁です、ぜひ「WB工法」と、「エアープロット」いう言葉を覚えて帰ってください、いつか必ずあなたのお役に立ちます!長野の棟梁が考えた「換気扇を使わないで室内の湿気・VOC・臭気を排出」する工法と、白金担持触媒で「アレルギー源を無害化する」方法です。

木造建築の”守り神”エコボロン」斎藤信夫著 より引用

シロアリ対策のポイント

 

 シロアリ被害は、建築物の資産価値を下落させ、耐震性の低下を招きます。大きな地震があった場合、シロアリの食害や木材腐朽があった家の倒壊率は非常に高く、住む人の命まで左右します。
 阪神淡路大震災のとき、東灘区で倒壊した住宅の約80%が、シロアリ・腐朽の被害を受けていた(土井正氏/日本建築学会発表)と言われております。

 

 イエシロアリやヤマトシロアリは主に土中から住宅に上がって侵入してきますので、布基礎の場合は、住宅の外周部だけでなく、床下をよく点検することが必要です。コンクリートで床下を覆うベタ基礎でもひび割れたところや配管周りから、そして基礎型枠材などに使うセパレーターの底部からシロアリが侵入してきますので定期的に床下を点検することが必要です。

 まず言えることは迷信を信じないことです。檜にはほとんど防蟻効果はありません壁体内通気も同様です。基礎パッキンも万全とは言えません。定期的に点検することが大切です。住宅にとってシロアリは癌に例えられます。早期発見すれば被害を最小限に食い止めることができます。
 床下を温めないことも大切です。シロアリは寒いと動きがにぶくなりますが、床下が暖かいと、季節に関係なく一年中活発に活動することができます。基礎を暖める工法はそもそも北海道などのシロアリが少なく、活性も低い地域で行われていたものですので、それ以外の地域では床下の風通しを良くすることに力を注ぎたいものです。
 床下や庭に木材、ダンボール、紙屑などを置くことも避けましょう。わざわざシロアリを呼び込む材料を提供しているようなものです。

 

万が一、蟻道(空中蟻道を含む)や蟻土を発見した時はむやみに壊してはいけません。蟻道や蟻土内に生きたシロアリがいれば、それを利用して、最小限の最適な薬剤を使用して巣ごと駆除することも可能です。そのままにして専門家に駆除計画の立案をお願いしてください。

 

我が国では1990年代から基礎断熱工法、続いて基礎外断熱工法が流行りだし、住宅を断熱材ですっぽり覆う外断熱工法や発泡系断熱工法などが目立つようになってきました。快適な住宅を目指してのことだと思いますが、これらの工法の普及と比例するようにシロアリの被害相談が多くよせられ、被害額も今までとは比較にならないほど高額になり、なかには新築してから数年しかたっていないのに解体、建て替えになった事例も複数報告されています。
 なぜ、被害がこれほど拡大するようになったのか、相談を受けた立場として、簡単に事例を述べさせていただきます
 まず、わが国では防蟻性断熱材が開発されていなかったこと、そしてビルダーの皆さんはシロアリの習性を考慮するより前に、断熱材の新工法の採用を優先してしまったことなどがあげられます。シロアリが断熱材に入ってしまったら、そこはシロアリにとって快適な居住空間になります。あっという間に断熱材を利用して四方八方に進出し、木部を自由に食害します。侵入経路の特定も難しく、駆除はもっと難しいことになります。
 基礎を断熱する場合は防蟻性のある断熱材、できれば断熱材の内部にシロアリが入らないことを保証するものを採用した方がよいでしょう。しかし、それだけでは安心できません。基礎コンクリートに接着剤で後付けする断熱工法が目立ってきました。防蟻性の有る無しに関係なく被害事例があります。それは基礎と断熱材の間に接着剤の厚みがあり、その厚みがシロアリにとっては丁度よい隙間だからです。このような事例の場合、責任負担をどうするのかが難しいところです。場合によってはビルダーによる「施工不良」だ、と判断されることも無いとは言えません。
被害例
 シロアリの中でも最も加害力のある「イエシロアリ」は水を運搬する能力に長けており、乾燥している木部も積極的に食害します。
・「ヒノキの通し柱を2階までまるごと、築2年で食害された」(岡山の工務店)
・「便器のわきから天井まで蟻道をのばし、木質部を食害された(鉄骨造り)」(石垣島の施主)・「ヒバ材や通気構造などで新築。施主の要望にもかかわらず防蟻処理を行わなかった。3年後に2階の梁まで食害され、建て替えた」(福岡の工務店)
・「土台、柱だけでなく1階の梁までやられた」(九州の施主)
・「1階の風呂場から柱、桁を通って2階の屋根垂木まで食べられた」(愛知の工務店)・・という事例が相次ぎました。

 

 我が国の木造建築物に深刻な被害を及ぼすシロアリは、主に「ヤマトシロアリ」と「イエシロアリ」ですが、最近は「アメリカカンザイシロアリ」の被害が広がっております。
「ヤマトシロアリ」は北海道の億部を除く日本全国に分布し、「イエシロアリ」は房総以西、以南の海岸沿いおよび九州全土に分布しています。これらは『土壌性シロアリ』(地下シロアリともいう)と呼ばれ、土壌から床下を経て、建築物に被害を及ぼします。「イエシロアリ」は2,260種にのぼる世界中のシロアリの中でも、最も加害力が強い種と言われています。
「アメリカカンザイシロアリ」はアメリカから家具とともに日本に上陸したと言われ、被害地域が面ではなく、点在していると言います。

 

全国的に分布するヤマトシロアリ
 寒さに強く、北海道の北部を除く全国に分布します。冬眠はせず、冬場は動きが遅くなるものの、一年中食害活動を続けます。湿った木材や腐朽した木材を加害しますが、乾燥した木材を食べることもあります。加害部分を巣とし、ひとつの巣(コロニー)に1〜5万頭が生活します。女王と王がつがいとなり、女王は絶えず卵を産み続け、卵は働き蟻(職蟻)が世話をします。
 幼虫から約2%が羽蟻になると言われております。羽蟻になったものは4〜5月の晴れた日の日中に飛び立ちます。飛び立った羽蟻は羽を落としてつがいとなり湿った土壌などに入り込み、新たな女王と王になります。兵蟻の頭は大きな楕円形で強い顎をもち、天敵と闘ったり、巣穴の隙間を自らの頭で塞いだりして、外敵を防ぎます。

北上を続ける狂暴なイエシロアリ
「ヤマトシロアリ」に比べて体が大きく、動きが早いのが特徴で、兵蟻はとても攻撃的です。土中などに塊状の巣(コロニー)をつくり、蟻道・蟻土をのばして建築物などに被害を与えます。一つの巣に50〜100万頭もの生体が活動しており、蟻道の先に分巣を造ることもあります。その行動範囲は巣から半径100m以上に及ぶこともあります。巣の中心部には女王と王がいて、女王は卵を産み続けます。卵は働き蟻が世話をし、羽蟻になったものは6〜7月の蒸し暑い日の夕刻に数千〜数万頭が飛び立っていきます。電灯などの灯りに群がり、羽を落としつがいとなった雌雄2頭は、住みやすいところ(暗く、空気が澱み、水を調達できるところ、など)を見つけて、新たな女王と王になります。このイエシロアリが温暖化の影響なのか、猛烈な勢いで北上を開始し、九十九里海岸などで有名な千葉県をはじめ、海に接していない埼玉県でも確認させるようになっています。

生息地を拡大するアメリカカンザイシロアリ
 アメリカカンザイシロアリの被害が日本各地で広がっています。その名の通り、もともとはアメリカ太平洋岸地域に分布する建物害虫で、被害のとくに激しいカリフォルニア州では、防除が法令で義務化され、毎年数多くの住宅が燻蒸処理で駆除されているそうです。
 わが国では1975年に江戸川区で発見されて以来、現在では宮城県から沖縄県までの27都道府県(2016年現在)で見つかっています。最初の侵入経路は輸入木材や輸入家具などですが、今では分巣によって被害を拡大しつつあります。土壌性シロアリ(地下シロアリ)と違って、多くの水分を必要としません。羽蟻が羽根を落とし木材の表面に穴をあけて入り込みます。
 木材の外に蟻道を創る能力は無いので、羽蟻以外の職蟻が離れた部材に移動することはありません。一つひとつの巣が非常に小規模なのが特徴で、羽蟻の侵入から2年後で20頭程度と、繁殖速度もゆっくりだと言います。5年目で800頭程度、10年目で1800頭程度と推定されています。
 その一方で、職蟻が数棟いれば繁殖可能であり、巣を再生する能力に長けています。小規模な巣を乱立させ、ゆっくり、ひっそりと木材を食い荒らしていきます。
大きさは、職蟻が4〜8mm程度、羽蟻は6〜8mmです。イエシロアリよりも一回り大きいと言えます。

 

アメリカカンザイシロアリの被害と駆除
 アメリカカンザイシロアリの被害は局地的です。日本国内で、一軒の住宅から30以上の巣が見つかったという事例があります。
 また、一軒の住宅被害を元に周辺を検査したところ、周辺80軒からも被害が見つかったという例もあります。
 住宅価値が落ちることを心配して、公表していない家庭がほとんどなので、まだまだ隠れた被害が多いと思います。
 発見の手掛かりは、特徴のある糞です。アメリカカンザイシロアリには、食害部から2mm程度の穴を開けて外に糞を落とす性質があります。糞は砂粒状で、六角形の俵のような形をしており、長径が0.6mm〜1.1mm程度の大きさで、指で潰そうとしても潰れないほどの硬さです。掃除しても掃除しても糞が落ちてきて山を作ります。
 早い段階でアメリカカンザイシロアリだと気付くことが出来れば、完全駆除の可能性がぐっと高くなります。「離れた2カ所以上から糞が落ちてくるようだと、完全な駆除は難しい」と言われておりますが、実証されたわけではありません。
 聴診器や超音波探知機、マイクロ波探知機などで探す方法も研究されておりますが、確実性はありません。

 

基礎断熱工法の被害
 我が国では1990年代から基礎断熱工法、続いて基礎外断熱工法が流行りだし、住宅を断熱材ですっぽり覆う外断熱工法や発泡系断熱工法などが目立つようになってきました。快適な住宅を目指してのことだと思いますが、これらの工法の普及と比例するようにシロアリの被害相談が多くよせられ、被害額も今までとは比較にならないほど高額になり、なかには新築してから数年しかたっていないのに解体、建て替えになった事例も複数報告されています。
 なぜ、被害がこれほど拡大するようになったのか、相談を受けた立場として、簡単に事例を述べさせていただきます。
 まず、わが国では防蟻性断熱材が開発されていなかったこと、そしてビルダーの皆さんはシロアリの習性を考慮するより前に、断熱材の新工法の採用を優先してしまったことなどがあげられます。シロアリが断熱材に入ってしまったら、そこはシロアリにとって快適な居住空間になります。あっという間に断熱材を利用して四方八方に進出し、木部を自由に食害します。侵入経路の特定も難しく、駆除はもっと難しいことになります。
 基礎を断熱する場合は防蟻性のある断熱材、できれば断熱材の内部にシロアリが入らないことを保証するものを採用した方がよいでしょう。しかし、それだけでは安心できません。基礎コンクリートに接着剤で後付けする断熱工法が目立ってきました。防蟻性の有る無しに関係なく被害事例があります。それは基礎と断熱材の間に接着剤の厚みがあり、その厚みがシロアリにとっては丁度よい隙間だからです。このような事例の場合、責任負担をどうするのかが難しいところです。場合によってはビルダーによる「施工不良」だ、と判断されることも無いとは言えません。

 

被害例
 シロアリの中でも最も加害力のあるイエシロアリは水を運搬する能力に長けており、乾燥している木部も積極的に食害します。「ヒノキの通し柱を2階までまるごと、築2年で食害された」(岡山の工務店)、「便器のわきから天井まで蟻道をのばし、木質部を食害された(鉄骨造り)」(石垣島の施主)、「ヒバ材や通気構造などで新築。施主の要望にもかかわらず防蟻処理を行わなかった。3年後に2階の梁まで食害され、建て替えた」(福岡の工務店)、「土台、柱だけでなく1階の梁までやられた」(九州の施主)「1階の風呂場から柱、桁を通って2階の屋根垂木まで食べられた」(愛知の工務店)という事例が相次ぎました。

 

シロアリ防除の現状
 我が国のシロアリ防除方法は、
1.薬剤の散布、含侵
2.ベイト(毒餌)工法
3.物理的工法
4.天然系
5.その他
の五つに大別できます。
 薬剤は合成ピレスロイド系やネオニコチノイド系などがシェアのほとんどを占めます。比較的低コストですが、居住している人やペットはもちろん、近隣住民の健康にも影響を与えますので、慎重な施工が求められます。しかも防腐防蟻効果は5年程度しかもたないので再施工が必要となりますが、再施工できない箇所(壁の中など)が残ってしまい、シロアリに対し無防備になってしまいます。
 ベイト(極餌)工法は住宅の周りの庭(土の中)に餌を入れたステーションという容器を等間隔で埋め、シロアリが餌を運び始めたら、次は餌の代わりに毒餌を入れる方法と、最初からステーションの中に毒餌を入れる方法があります。毒餌は容器の中だけで、薬剤も少量なので、薬剤がもたらす環境への影響は少ないのですが、専門業者が定期的に現場を点検しなければなりませんので、長期的にみるとコストアップが避けられません。
 物理工法とは、目の細かいステンレスメッシュや金属板等でシロアリの侵入口を塞いでしまうものです。住民や近隣への悪影響もなく、効果も長期間持続して、しかもステンレスメッシュや金属板が劣化しない限り、再施工も不要です。いいこと尽くめですが、高価なのと、施工が難しく、しかも既存住宅の施工が困難だと言われます。
 天然系はヒバ精油、月桃などが有名ですが、効果でありながら、揮発蒸発によってシロアリを忌避させるものなので効果が長続きせず、頻繁に再施工しなければなりません。加えて、客観的な防腐防蟻性能試験データーが少ない、と言われております。
その他、新素材や新技術を応用した防蟻方法が色々考案されていますが、”帯に短したすきに長し”というところです。

では、「シロアリ対策はどうするのか?」私のお勧めは「エコボロンPRO」を検討して、納得出来たら弊社までご一報ください。あなたのお住まいの近くの「認定施工店」をご紹介いたします。