マンション壁紙のカビ!

ご承知のように、「豪華な高層マンション」も、「庶民的なコンクリート製のアパート」も、その躯体・構造体は「コンクリート」で出来ています。
コンクリートの熱伝導率は木材の「7倍」になります・・。つまり、熱の伝わり方がそれだけ早く、大きいということになります。
真夏の昼間、太陽に焼かれたコンクリート住宅は、木造住宅の7倍の速度で熱を伝え・抱えますので、夕方から夜になり外気が涼しくなった時間帯でも未だ熱を抱えており、室内では冷房無しでは過ごせない室内環境となります。ある知人は「とても壁には触れない！」と言っていました・・・。
逆に、冬場は冷気で冷やされ易いので、室内は冷蔵庫もどきです・・。
　さらに、当然「コンクリート」その物には「透湿」機能も、「調質」機能も有りませんので、その点だけでも「木造軸組み」の戸建てとは「住み心地」が不快です・・が、慣れてしまえば・・、それが当たり前の空気環境だと思われているのですよね〜・・。
　そのコンクリート箱の内側に、各種の「壁紙」や「内装材」を張り付けて、「見てくれ」や「住み心地」を良く？してあるのが「マンション」ですよね。
基本的には「コンクリートで出来た箱」ですから、その室内の空気の入替は、どうしても「換気装置」に頼らざるを得ません。
私は、どうしても「換気扇頼りの室内空気環境」で生活する気にはなれないのです。
　賑やかな都心では、地価高騰で「戸建ては難しい！」でしょうから「マンション」に住まざるを得ない事情は良く理解できますが、「家とは”大切な家族”を守る、”綺麗な室内空気環境である！”」と、勝手に考えていますので、私なら「遠距離通勤」か、「転職して！」でも、田舎暮らしの「WB HOUSE」の戸建てを選びます。
今後、終生お世話になる住居が「コンクリート」製の「マンション」には住みたくありません！・・と、無茶ぶりをしなくても、現在も「高騰し続けているマンション価格」では、私共には到底「手も足も出ない！」でしょうからこれは、余計な心配なのでしょうけど・・。
　その豪華なマンションも、しょせんは「コンクリートの箱」の積み重ねなので、換気装置での空気の入替が「十分では無い！」ことは、「マンション壁紙カビ」で検索して見ればお分かりいただけます。
沢山の画像（200件以上）が確認できます。その画像、一個一個をクリックすると、それぞれの問題点が確認できます。（ほとんどは「カビ取り」の施工業者のサイトからの物ですが、それにしても気持ち悪いです・・！）
　中には「エコカラット」で、「湿気の調質をし、臭気・VOCを吸着する・・！」という動画もありますが、厚さ８mm程度の、多孔質の壁材で、湿気の吸着・放出は、少しくらいは出来るかも知れませんが、「臭気・VOCの吸着」は、「分解・無害化する機能」が無い限り、「限度」があると考えます。実際に自分で「エコカラット」を使ってみて、反省している方がいますので、こちらでご確認下さい。
　私はマンションとは「全く！ご縁がない！」ので、「換気装置」についても不勉強ですが、多分、構造上、「第3種換気装置」が多いのではないかと拝察します。
トイレやキッチンに設置されている「排気ファン」に吸引されて室内が負圧になり、外部に面した窓や壁に設置された「吸気孔」から、自然に外部の空気が吸引されて室内に入って来るのだろうと推測しています。
　図面上で計算された、「室内の体積」と換気ファンの「排気量」とで、排気ファンの「形式」・「個数」が決められて、計算上は問題無い仕様になっていることでしょう。
でも、結果は「四角い部屋を丸く掃く！」ことになるのは、物理上止むを得ません！
「換気装置」で換気する場合、私が気にするのは「空気には粘性があり、部屋のコーナー部や、家具・家電の裏側の空気まで、十分に換気できない！」ということです。
これは、あくまでも私の偏見ですが、それを証明するのが「マンション・壁紙・カビ」で検索されて、標示される画像の数々ではないでしょうか。
これらの画像から見てどうしても、空気の動きづらい「部屋のコーナー部」の壁紙に「カビ」が発生する確率が多いようですね・・。
　「カビ」であれば、「汚い！・・」で済みますが、問題なのは「カビを大好物とするダニが直ぐに寄って来る！」事です。未だ「ダニ」は「気持ち悪い！！」で済みますが、怖いのは「ダニの死骸や糞の粉末！」です。これは「強烈な“アレルゲン”！」となり、「体調不良の原因！」となります。
　これを防ぐために、私なりの提案をしてみたいと考えます。
１）エアープロット：　白金とチタンの微粉末をガラス成分で「窓ガラスに」固着した光触媒「エアープロット」です。あらゆる有害な有機化合物を「分解・無害化」します。
２）「輝・キララ」：日本産材料、日本製造の「唯一無二」の塗り壁材です。その豊富な「消臭」「分解」「調質」機能により、室内の「空気環境を清潔に保ちます」。
良ければ参考にして見て下さい。
　さらに、「コンクリートの寿命」という問題もありますが、これは今回の話題とは外れますので、ご自身で調べてみて下さい・・。