(株)キョーリン

珪藻土壁は危ない・・?

「WB工法のキョーリン」へようこそ!営業の河野です。
こうしてあなたと出会えたのも何かのご縁です、ぜひ「WB工法」という言葉を覚えて帰ってください。いつか必ずあなたのお役に立つと思います。
長野の棟梁が考えた「換気扇を使わないで室内の湿気・VOC・臭気を排出する」方法です。

 

2005年に私が家を建てる時には「珪藻土」の壁が憧れの的でした・・。予算の関係で全て透湿クロスにしましたが・・・、今では「珪藻土にしなくて良かった!」などと思っています。

 

最近
「珪藻土は危ない。外国ではヨーロッパ、アメリカをはじめ使用を制限している。日本ではアスベストの例のように既得権益の保護・圧力のため数年遅れて大きな災いを残す可能性がある。」

 

という話を聞き、ネットで検索してみると言い訳?ととれるものもありますが、おおむね「危ない・・」という論調が多いです。特に白い珪藻土にするために高温で焼結する際に非結晶シリカから結晶シリカに変化して、その一部に発がん性が出てくるようです。
珪藻土を始めて壁材として使った淡路島の左官さんが、今となっては反省している・・というのもあります。
「珪藻土は、ドイツやアメリカでも法的に規制されています。」とも記載されています。
 珪藻土そのものには固化する性質は無いので、実際の左官材としての珪藻土にはバインダーと呼ばれる固化剤が使用されます。そのバインダーには合成樹脂が使われる場合が多いようです。「我が家のいえづくり」を参照してください。
そのバインダーが経年劣化をし、結晶シリカが室内に浮遊する・・とあります。私、個人的にはその程度で発癌の原因になるとも思えませんが、「疑わしきは使用せず!」が賢明かと・・。
珪藻土のデメリット@について、Aについて、Bについてを参照してください。
さらに、セライト(珪藻土)のMSDS(製品安全データシート)の「2.危険有害性の要約」の「有害性」部を参照してみてください。(赤線は私です。念のため・・)
もっと問題なのは、実際の珪藻土の含有率を明記しているメーカーはほとんどないことで、本稿作成時点で、唯一サメシマコーポレーションさんが明記しているだけのようです。
「たたかう★アキラ」さんの「珪藻土はウソつき!」では、リフォームまで奨められています・・。
「塗り壁左官大吉」さんが、漆喰と珪藻土の問題点をうまくまとめられていると思います。

 

 「微小な穴が湿気・臭気・VOCを吸着します・・」とよく言われますが、吸着量には限度があるので、壁体内の通気層を経由して屋外に排出しない限り湿気・臭気・VOCの安定した長期的な吸着は無理だと考えます。
逆に、私が心配するのは「珪藻土は湿気を透過する」ことです!
吸着もするでしょうが、石膏ボードに珪藻土を塗った構造では、湿気がこの壁を透過してしまいます。従って、透湿を防ぐ手段あるいは湿気を逃がす構造でなければ、壁の中に湿気が入り、結露する可能性が極めて大きいです。壁体内で結露しても日常生活では確認することが出来ないので、長年の間には構造材が湿気って腐ってきます。気付いた時には手遅れですので、この点が非常に怖いと考えています。壁の中に入った湿気を屋外に排出する機構が絶対に必要だと考えます。

 

塗り壁材としては、最近では「サンゴ化石」を原料にした「塗り自慢」も好評です。!

 

珪藻土の問題点として、まずは下記を参照してみてください。
「こいぬぐんだん」から転載

先日、知り合いの珪藻土メーカーの社長から連絡が有り、珪藻土を塗り壁材として、製品化するには、珪藻土の固化剤のことだけではなく、珪藻土を白い壁材にするには、高温で焼成する必要があり、そうすると、非結晶性シリカが結晶性シリカになり、WHO(世界保健機構)の傘下のIARC(国際ガン学会)の人に対して発がん性を示す、グループ1のアスベストと同等の建材に入り、そのような懸念のある建材を製造していくことは出来ないので、材料を替えた、左官塗り壁材に切り替えていきますと言うことを説明を受けました。
特に、基本の白い壁材は、高温で焼成しなければ白くならないので、結晶化していることが大半のようです。
壁材は、ホワイトを基本にしたものが多いのも確かです。

 

上記のような懸念があるので、ヨーロッパやアメリカでは、疑わしいは使用しないというスタンスですので、社長の話では使っていないと言うことです。
確かに、子供がドイツやスイスにいる関係で、話を聞いたり、見たりした範囲では無いようですね。
日本の場合は、日本の政府(霞ヶ関)は、水俣病やHIV、アスベスト等と、企業や業界団体との癒着、天下りと、自分たちの保身や甘い汁のことしか、考えていないため、被害者が多く発生するまで使い続けてきたのが歴史が証明しています。
ユーザーはもちろん、多くの設計者、ハウスメーカー、建築業者、工務店、業界紙、住宅雑誌等々と、呼吸する建材、健康建材として、選択し、使用を勧めてきています。
そこには、霞ヶ関と業界団体はすでに、団体を造り天下りとして、迎入れているかもしれませんね。
自分たちの利益のためには、薬害などのように、担当官庁と製薬会社が結託していると言うこともある国ですから、信用できませんね。

 

そんな中で、珪藻土を使わないことにしたという、左官壁製造メーカーの社長の勇気ある英断をし、電話をしてきてくれたことに、自らから勇気ある行動をされたことに感激を致しました。

 

すでに、ゼオライトと炭に変更した、塗り壁材を開発して商品化しております。
機能も、消臭、調湿、空気浄化が確認されており、固化剤も無機固化剤が使用されているので、化学物質ゼロで安心です。

 

珪藻土は、以前から、労働安全衛生法からは、アスベストと同じように、じん肺の問題が指摘されており、粉体での流通は、左官職人に対しての健康問題が有り、また、珪藻土を固める固化剤については、セメント系、樹脂系、しっくい系、無機固化剤系、粘土などといろいろなものり、特にセメント系固化剤は、もともと、珪藻土の塗り厚が、2〜3ミリ程度なので、セメントはアルカリ系なので、経年とともに、中性化が進んで行きます。中性化が進んだ場合、固化力が無くなってくると、部屋の空気中に珪藻土の粉体がホコリとして舞い、生活者の肺に入ることも懸念されておりました。(下線は引用者)

 

いまだに、珪藻土の塗り壁材の営業手法としては、サンプルに、霧吹きで水を掛け、調湿能力を説き、バーナーで、火を掛け、断熱性と耐火性を自慢し、そして、珪藻土の含有割合を説明して、いかに健康な建材なのかを説明しますが、これからは、どの程度の温度で焼成して、材料には何パーセントの割合で含有しているのかなど、ホワイト系の結晶化シリカのことも説明が必要になると思います。

 

日本は、地震の被害も多い国ですが、被災地に行って驚くのは、学校の校庭や市のグラウンドにうずたかく積まれた、家の解体材の山です。
日本特有のビニールクロス建材が多いのは変化がないのでしょうが、珪藻土の建材も多くなると、アスベストのように大気中への飛散も問題になる日が来るかもしれません。

 

やはり、建材の選択は、難しいですね。
設計者や施工者はもちろん、ユーザーも、選択の自己責任があるのですから、しっかりと勉強し、いろいろな角度から見て検討し、メリット、デメリットを納得の上で、使っていく必要があります。

 

さらに、こちらもどうぞ・・。
参考、「本当に珪藻土は安全なのか」

<途中略>
珪藻土は、植物の「藻」が、永い期間堆積して出来た土ということはよく知られていますが、この土の中には、微生物がおり、約1000℃前後で焼成し不純有機物を焼却除去する工程が必要です。この工程によって、白い色になります。
又、高い温度で焼くことにより、一個一個の珪藻土の藻がガラス質の鋭利なホコリに成り、肺にはいると、アスベストのように、肺種を発生させる危険性があるのです。

 

<途中略>

 

経年変化で恐いのは、経年劣化により、壁に塗られた「珪藻土」などの仕上げ材からのパウダーの発生です。
一般の方は、大変厚く塗り込むと思っている方が多いのですが、実際にはどの種類の仕上げ材も2〜3o程度の薄塗りなのです。
前にも記載したように硬化剤が重要なのは、この経年劣化がたいへん大事なのです。

 

私達は、生活する上で、二酸化炭素を放出して生活していますが、硬化剤にセメント系硬化剤を使用している珪藻土製品は、長い間に表面からセメントの中性化が発生し、これが発生すると結合力がなくなった部分の珪藻土は空気中に微細なパウダーとして漂い、そこで生活する家族の肺に吸い込まれてしまいます。
又、化学樹脂を硬化剤として使用している場合は、調湿性に優れると言うことは水分によって膨張収縮を繰り返すことにより、硬化剤に弾性疲労が起こり、ある時、珪藻土のパウダーが室内空気中に放出されるときが来るのです。

 

実は、珪藻土は、アスベストと同じように、肺に大量に吸入されると肺種や珪藻土肺(珪藻土、含水コロイド珪酸)を起こすとされ、労働安全衛生法では、アスベスト同じくらい危険な物質とされているのです。
じん肺は一度起こってしまうと元には戻りません。
<以下略>

 

「珪藻土と漆喰」にも詳しく珪藻土の問題点が述べられています。
NPO法人 『木の住まいを創る会』も参考になります。

 

 

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