WB HOUSEのBlogへようこそ!”健康に拘る”営業の河野です。資料差し上げます!
こうしてあなたと出会えたのも何かのご縁です、ぜひ「WB工法」と、「エアープロット」いう言葉を覚えて帰ってください、いつか必ずあなたのお役に立ちます!長野の棟梁が考えた「換気扇を使わないで室内の湿気・VOC・臭気を排出」する工法と、白金担持触媒で「アレルギー源を無害化する」方法です。

日々更新していますが・・なかなか進みません。完成までは、しばらくお待ちください。 <(_ _)>

建築用語集

APF
Annual Performance Factorの略語。通年エネルギー消費効率のこと。パッケージエアコンが、「冷房期間+暖房期間を通じた除去・供給量」を、「冷房期間+暖房期間に消費する総電力量」で除した値である。冷凍機やヒートポンプの効率を示す成績係数COPは、暖房時もしくは冷房時の機器の定格効率を表すのに対して、APFは年間を通じた効率を表すので、実際の使用に近い指標である。
       冷房時間+暖房期間を通じた除去・供給熱量[kWh]
APF= ――――――――――――――――――――――――――
        冷房期間+暖房期間に消費する総電力量

 

BEMS
Building Energy Management Systemの略語。ビルやビルで使用するエネルギーの管理を効率的に行うために、コンピュータによる情報処理を利用し、一元的な管理を行うためのシステムであり、広義には施設運用、設備管理、防災・防犯管理、
通信系・OA系管理、さらに環境管理を含むビル管理システムである。

 

BEST
Building Energy Simulation Toolの略語。建築物総合エネルギーシュミレーションツール。
建築物規模と用途、設備の概要を入力することにより、簡易的に、設備システムの最大負荷と年間エネルギー消費量(装置容量と年間光熱水量)を把握できる。また、機縁築物の省エネルギー計画書も作成できる。

 

BIM
Building Information Modelingの略。建物のライフサイクルにおいて、その建物のデータを生成し、管理するための手法である。ソフトウエア上に3次元の建物モデルを作成し、建物形状、空間関係、地理情報、建物部材の数量や特性を入力し、管理を行うことにより設計及び関節の生産性を向上させる。

 

CASBEE
Comprehensive Assessment System for Built Environment Efficiencyの略語。財団法人建築環境・省エネルギー機構(IBEC)が認証する建築環境総合性能評価システムである。官築物における総合的な環境性能評価の仕組みの基盤として、「建築物の環境品質・性能(Q)」を「建築物の外部環境負荷(L)」で除した値(Q/L)を、環境性能効率(BEE)と」いう。

 

CPTED
Crime Prevention Through Environmental Designの略語。防犯環境設計のことであり、住宅地計画などにおいて、心理学的効果を考えた設計により、対象物や地域・地区の防犯性能の向上を図るものである。

 

DPG工法

Dot Pointed Grazingの略語。ガラスにあけた点支持用孔に点支持用金物を取付け、指示構造と連結することにより、透明で大きなガラス面を構成する構法である。

 

ESCO
Energy Service Companyの略語。既存の建築物及び向上の事業者等を対象に、省エネルギーを可能にするための設備、技術、人材、資金等のすべての手段を包括的に提供する事業である。ESCOは、顧客に対して、それまでの環境を損なうことなく、一定の省エネルギーを実現することを保障するが、一定量を超える省エネルギーメリットに関しては、あらかじめ定めた比率を顧客から受け取ることができる。

 

HEMS
Home Energy Management Systemの略語。住宅内の家電機器や給湯機器などのエネルギー消費機器をネットワーク化し、人に代わって家電機器等の最適運転や照明のオン・オフウ、エネルギーの使用状況をリアルタイムで表示するなど、住宅におけるエネルギー管理(省エネ行動)を支援するシステム。

 

HEPAフィルタ
High Efficiency Particulate Air Filterの略語。空気中に含まれる微粒子を高性能で捕集するフィルタ。JIS Z 8122 によって、「定格風量で粒径が0.3 μmの粒子に対して99.97%以上の粒子捕集率をもち、かつ初期圧力損失が245Pa以下の性能を持つエアフィルタ」と規定されている。

 

LCC
Life Cycle Costの略語。生涯費用のことで、建物の企画、建設から使用、維持管理を経て、最終的に廃棄、消滅に至る全生涯に発生する費用の合計をいう。

 

 

 

 

LCCO2

Life Cycle CO2の略語。建物や設備の企画、建設から破棄するまでに発生する二酸化炭素の総量をいう。地球温暖化に関する負荷を示す指標である。なお、建設関係のCO2排出量は全産業の1/3程度を占める。

 

 

LED
Light Emitting Diodeの略語。発光ダイオードのことである。白熱電球や蛍光ランプと比較して、各段に準表が長く、消費電力は発熱も少ないことが特徴である。近年、新しい照明として注目されている。

 

Low-Eガラス
Low Emissivity(低放射)ガラスのこと。ガラス表面に特殊な金属膜をコーティングした低反射ガラスであり、採光及び透明感を確保しながら日射を遮蔽できるとともに、複層ガラスとして使用すると、断熱性能もさらに向上させることができる。

 

OPAC
Online Public Access Catalogの略語。図書館において公共利用に供され、資料検索ができるオンライン蔵書目録のことである。

 

PFI
Private Finance Initiativeの略語。国や地方自治体の事業コストの削減や、より質の高い公共サービスの提供を目的として、公共施設の建設、維持管理、運営等において、民間の資金、経営能力及び技術的能力を活用して行う手法のことである。

 

PUE
Power Usage Effectivenessの略語。電力利用効率のことで、データーセンターやサーバー室のエネルギー効率を定量的に評価する指標の1つである。
     データーセンター全体のエネルギー消費量
PUE= ―――――――――――――――――――――
       IT機器のエネルギー消費量
データーセンター全体のエネルギー消費には、サーバー、ルーター等のIT機器に加えて、空調機器、照明機器などが消費するエネルギーを含む。
PUEの値が小さいほど、IT機器以外の空調機器、照明機器などによる消費エネルギーの割合が小さいことを意味し、それだけ、IT機器を動かすためのエネルギー効率(省エネルギー性)が高いことを表す。

 

RC巻き立て補強

溶接金網巻き工法及び溶接閉鎖フープ巻き工法において、既存柱の外周部を60~150mm程度の厚さの鉄筋コンクリートまたは鉄筋補強モルタルで巻き立てて補強する方法。

 

SOHO
Small Office/Home Officeの略語。ベンチャー企業や個人のための小さなオフィス空間で、インターネット時代ならではの小規模な事業形態をいい、一般に、家庭の一室がそのまま執務空間となるような形態をいう。

 

SPC
Specific Purpose Companyの略語。SPC(特定事業目的会社)とは、ある特定のプロジェクトを実施することを目的として設立される会社で、PFI事業以外の投資は行わず、PFIの契約期間が終了すれば解散される。

 

UPS
Uninterruptible Power Supplyの略語。UPS(無停電電源装置)とは、停電などによるOA機器の瞬時の電圧降下への対策として設けられる予備電源装置である。

 

ZEB
Zero Energy Buildingの略語。建築物における一次エネルギー消費量を、建築物・設備の省エネ性能の向上、エネルギーの面的利用、オンサイト(その場所)での再生可能エネルギーの活用等により削減し、年間の一次エネルギー消費量が正味(ネット)でゼロ又は概ねゼロとなる建築物をいう。

 

アイソレータ

免振構造に用いられる、下部構造から上部構造に伝わる地震等による振動を絶縁する部材。支承(支承材)ともいう。代表的なものとしては、ゴムと鋼板が交互に挟まった「積層ゴムアイソレーター(支承)」が挙げられる。

 

アクティブソーラーシステム
屋根などに太陽熱を集熱する装置を設けて、水(不凍液)yは空気を暖めて蓄熱し、ポンプやファンなどの機械設備を使用して、冷暖房、給湯に利用するシステムをいう。

 

あと施工アンカー
コンクリートに穴をあけ、その中にボルトを定着する形式のアンカー。

 

アンカーピンニング
外壁のモルタルやタイルの浮をアンカーピンで固定することをいう。

 

維持保全
長期優良住宅の普及に関する法律第2条第3項により、「維持保全」とは、同項第一号から第三号に揚げる、住宅の部分又は設備について、点検又は調査を行い、及び必要に応じ修繕又は改良を行うことをいう。

 

エアバリア
ガラス面及びブラインドに沿って送風し、ガラス面からの空調負荷を軽減する方式である。

 

エアフローウインドウ方式
窓からの熱授受軽減を目的に、窓を二重サッシまたは二重ガラスとし、その間に室内の換気(冬)、排気(夏)を通すことで室内側のガラス表面温度を室内温度と大差なく維持し、ペリメータ部の温熱環境良化を図るとともに、省エネルギーを図るペリメータレスシステムを代表する方式である。

 

エコセメント
セメントの原料として用いられる石灰石、粘土、けい石の代わりとして、都市ごみ焼却灰、汚泥等を原料とする。都市ごみ焼却灰を活用することで、廃棄物の再資源化をはかり、ごみ処理負荷を軽減できる。エコセメントは、ポルトランドセメントとほぼ同様の品質を保ち、コンクリート製品や建築工事等に使用できる。

 

エリアマネジメント
地域における良好な環境や地域の価値を維持・向上させるための、住民・事業者・地権者等による主体的な取り組みのことである。

 

エレクトロスラグ溶接
おもに溶融スラグの電気抵抗熱により溶接用ワイヤと母材を溶融して行う立向き上進溶接。電導性の溶融スラグに電流を通じて高温を発生,スラグ中に連続的に溶接棒を供給し,母材とともに溶融する溶接法。溶融したスラグ・金属がこぼれないよう水冷銅壁で囲む。おもに25mm以上の厚鋼板の突合せ縦向き溶接に適用され,下から上へ自動的に溶接される。

 

エンクローズ溶接
鉄筋の突合せ溶接をいう。

 

追掛け大栓継ぎ

部材の左右を切り欠いて組み合わせたものに栓を打ち込むことにより一体化を図る継ぎ手をいう。
相欠きにあごを付けた略鎌系の継ぎ手の一つで、桁、母屋、梁などの継ぎ手として用いられる。上木、下木のすべり込み部分には、1/10程度のすべり勾配を持たせ、二つの材を引き寄せ、胴付き部分が密着するようにする。
継ぎ手の中では、強固なものの一つで、材成(せい)の3倍程度の長さの継ぎ手が最も強度が期待できる。

 

オストメイト
大腸、小腸、直腸、膀胱等の悪性腫瘍疾患等のために、延命措置として外科学的に疾患部の全部または一部切除摘出手術を受け、腹部に排泄のためのストーマを設けた人工肛門、人口膀胱装着者をいう。

 

オフィスランドスケープ
オフィスレイアウトのひとつで、固定間仕切りを使わず、衝立式のローパーティション、家具、植物等を用いて執務者の適度なプライバシーを確保しつつ、事務所内の空間を自由に構成する手法である。

 

加圧防煙システム
火災時に出火した居室を排煙すると同時に、廊下や付室に新鮮な空気を加圧して、避難方向と逆方向の煙の流れをつくり、避難経路への煙の侵入を防ぐシステムである。火災室と非難経路との圧力差は扉の開閉に支障がないよう制御する。

 

ガスエンジンヒートポンプ
圧縮式ヒートポンプの駆動源としてガスエンジンを用いたもの。排ガスから熱を回収して高いエネルギー効率が得られる。

 

壁率比
壁量充足率の小さい方を、壁量充足率の大きい方で割ったもの。階数が2以上又は延べ面積が50m2を超える木造建築物の各階において、はり間方向・けた行方向のそれぞれについて、0.5以上であることを確かめる。(ただし、壁量充足率がそれぞれの方向で1を超える場合、または、所定の計算により、偏心率が0.3以下であることを確認した場合は、壁率比の確認は必要ない。)

 

管理建築士
建築士事務所の開設者は、建築士事務所ごとに、それぞれ当該建築士事務所を管理する専任の建築士をおかなければならない。この建築士事務所を管理する建築士を「管理建築士」という。管理建築士は、建築士として3年以上の設計等の業務に従事した後、登録講習機関が行う管理建築士講習の課程を修了した建築士でなければならない。

 

既存不適格建築物
建築当時には各法令に適合していたが、その後の法令改正などによって現行の規定には適合しない状態となった建築物又はその部分をいう。違反建築物とは区別される。

 

逆潮流
潮流とは、電気の流れを表す。通常は、電力会社から需要家に向かって送電されるが、逆潮流は、これとは逆の流れで、太陽光発電や燃料電池などの発電設備を有する需要家から、電力会社網(商用電力系統)に向かって送電することをいう。

 

クールチューブ
地中に埋設したダクト(クールチューブ)に新鮮外気を通すことによって、夏期は地中を通過する間に冷却した後、室内に取り入れ、冬期は地中熱によって外気を予熱して取り入れる方式をいう。土壌の恒温性を利用した方式である。ヒートチューブともいう。

 

クールルーフ
地球温暖化防止対策や」ヒートアイランド現象の緩和のために、屋上緑化や高反射率塗料に」より建築物の屋根などの表面を涼しく(クール)することをいう。

 

建築士定期講習
建築士事務所に属する、一級建築士、二級建築士、木造建築士は、国土交通省令で定める期間ごとに、それぞれ一級建築士定期講習、二級建築士定期講習、木造建築士定期講習を受けなければならない。なお、国土交通省令で定める期間は、講習のうち直近のものを受けた日の属する年度の翌年度の開始の日から起算して3年とされている。

 

構造計算適合性判定
構造計算の過程や結果の詳細な審査や再検査。

 

構造計算適合性判定員
指定構造計算適合性判定機関は、適合性判定を行うときは、構造計算適合性判定員に実施させなければならない。判定員は、建築に関する専門知識・技術を有する者として国交省令の要件を満たす者から選任される。(法第77条の7)

 

構造設計一級建築士
[構造設計一級建築士の要件]
 @一級建築士として5年以上、構造設計の業務に従事
 A申請前1年以内に登録講習期間が行う講習過程を終了
[構造設計又は法適合確認を要する建築物]
 @超高層建築物(建築基準法第20条第一号)
 A大規模建築物(建築基準法第20条第二号)

 

 

 

鋼板巻き工法
既存コンクリート柱に、薄鋼板を角形や円形に巻いて、すき間に高流動モルタルを充填する工法。

 

 

 

 

 

 

 

 

コージェネレーション

熱併給発電ともいい、一般に、ディーゼルエンジンやガスエンジン、ガスタービンなどの原動力を使用して発電するとともに、各種原動機の排熱を回収して、給湯や冷暖房などに利用するシステムをいう。エネルギーの利用効率が高く、総合効率は70〜80%に達する。最近では、燃料電池も原動機として利用されている。

 

 

コストオン方式
工事発注におけるコストオン方式は、一般に、建築主が専門工事業者を選定し、工事費を決定したうえで、その工事費に元請の工事監理費を加えて建築の元請会社に工事発注する方式である。設備工事での事例が多い。

 

コンストラクション・マネジメント方式
発注者の代行者であるCMr(コンストラクション・マネージャー)が、技術的な中立性を保ちつつ発注者の側に立って、設計や工事発注方式の検討、工程管理、コスト管理などの各種マネジメント業務の全部又は一部を行う方式である。

 

コンバージョン
コンバージョンとは、既存建物の機能を更新したり用途を変更して、建物を新たな社会的要請に応えられるストック(資産)として、引き続き活用を図る行為をいう。

 

コンパクトシティ
市街地の無秩序な拡大を抑制しながら、都市地域の環境整備に重点を置き、環境的・経済的持続性を高める都市モデルである。

 

再生可能エネルギー
太陽光、風力、水力、バイオマス、地熱等などを利用してつくるエネルギーのことである。石炭、石油などの化石燃料を使う火力発電や、ウランをねんりょうとする原子力発電と異なり、利用する資源に限りがないため再生可能エネルギーと呼ばれる。

 

サスティナビリティ
持続可能性のこと。サスティナブルな建築とは地球環境や人間への負荷を極力抑え、建築を長寿命化させることにより、環境をできるだけ維持しつづけられるように計画されたものを意味する。

 

産業廃棄物管理票(マニフェスト)
産業廃棄物の収集・運搬や中間処理最終処分などを他人に委託する場合、排出事業者(例:ゼネコン・工務店)が委託者に対して交付する書類。排出事業者はその産業廃棄物がどのようなものなのかを十分に把握し、この産業廃棄物管理票を交付して、収集運搬業者や処分業者に正しく伝え、処理の確認を最後まで行う。

 

シアコネクター
石材先付けプレキャストコンクリート工法で、石裏面に小穴をあけて取付、コンクリートに埋め込んで石材を保持するための金属線など。

 

住宅販売瑕疵担保責任保険契約
特定住宅瑕疵担保責任の履行の確保等に関する法律第2条第6項により、住宅販売瑕疵担保責任保険契約は、宅地建物取引業者が保険料を支払うことを約するものであることや、損害をてん補するための保険金額が2,000万円以上であることなどが規定されている保険契約である。

 

職責
職責(建築士の職責)とは、建築士法第2条の2により、以下のとおり定義されている。「建築士は、常に品位を保持し、業務に関する法令及び実務に精通して、建築物の質の向上に寄与するように、公正かつ誠実にその業務を行わなければならない。」

 

スマートグリッド
スマートグリッドは、「賢い次世代送配電網」と呼ばれ、情報通信技術を駆使することにより、これら需要側と供給側を最適に連結しネットワーク化の効果を活かして最適なエネルギー需給を実現しようというシステムである。

 

設備設計一級建築士
[設備設計一級建築士の要件]
 @一級建築士として5年以上、設備設計の業務に従事
 A申請前1年以内に登録講習機関が行う講習課程を修了
[設備設計又は法適合確認を要する建築物]
 階数が3以上、かつ、床面積の合計が5,000m2を超える建築物

 

ソーラーシステム
太陽光によるエネルギーを建築設備に利用するシステム。建物の構造や間取りなどを工夫して日射熱を取り入れ、建物自体に蓄熱するなど機械力を使用せずに太陽熱利用を図るパッシブソーラーシステムと、屋根などに設けた集熱装置で水や空気を暖め、ポンプやファンなど機械設備を使用して蓄熱し、冷暖房、給湯に太陽熱を利用するアクティブソーラーシステムがある。

 

耐震改修
地震に対する安全性の向上を目的として、増築、改築、修繕若しくは模様替え又は敷地の整備をすることをいう。

 

耐震計算ルート
建築基準法施行令第82条各号の規定に基づく計算(一次設計)に加えて、地震に対する安全性の悪人に関する要求項目の違いにより、大きく3種類の(ルート1、ルート2、ルート3)に区分された耐震計算方法のこと。

 

耐震診断
地震に対する安全性を評価することをいう。

 

耐震スリット
耐震設計を考慮していなかった非構造の鉄筋コンクリート壁が、柱や架構に悪影響を及ぼし耐震性能を低下させることを防止するために設ける構造目地。種類には、完全スリットと部分スリットがある。

 

大断面木造建築物
大断面の集成材を用いた木造建築物のこと。高さ13m、軒高9m、を超える大規模な木造建築物とすることができ、アーチやドーム等の架構形式により50mを超える大スパンの空間も実現できる。また、大断面の木材は、表面が燃焼したときにそこに形成される炭化層により、深部まで急速に燃焼が及ばないことも特徴である。

 

太陽光発電
太陽電池により、太陽の光エネルギーを電気エネルギーに変換して発電を行う方式。自然エネルギーを利用し、発電に伴う大気汚染物質や温室効果ガスの排出がないなどの利点がある。ただし、夜間や雨天時に発電できないなどの欠点もある。

 

ダイレクトゲイン
ガラスを透過して室内に取り込まれた日射熱を熱容量の大きな床などに蓄熱させ、夜間に放熱させて暖房効果を得る方式である。室内の床などでダイレクトゲインを受ける蓄熱材としては、コンクリート、レンガ、タイルなどがある。

 

 

多機能便房
高齢者や身体障碍者等様々な身体機能上の制約を受ける人に配慮し、車いすの回転スペース、手摺、汚物流しや水栓、おむつ交換シート等を設置した便房。

 

タスク・アンビエント照明
省エネルギーを目的として、机や戸棚などに組み込んだ照明器具によって、局部的に作業面積を高照度で照明するとともに、部屋全体については、グレア防止を考慮して、局部照明の1/3〜1/10の照度の全般照明を併用すつ照明方式である。

 

ダブルスキン
建築物の外壁の一部または全面をガラスで2重に覆う建築手法で、ペリメーター部の温熱環境の向上や省エネルギーに有効である。

 

ダンパー

制震構造や免振構造に用いられる、地震や風等による振動を減衰する部材、鋼材や訛りの塑性変形を利用するなどして振動を減衰する「履歴減衰型」、油の粘土抵抗を利用するなどして減衰する「粘性減衰型」がある。

 

地域冷暖房方式
一つの地域内の各種多数の建築物に、個別に冷暖房熱源設備を設置せず、各々の建築部に必要な蒸気、冷温水などの熱媒を、一箇所または数箇所に集中した熱源プラントで製造し、配管を通じて供給する方式をいう。

 

蓄熱式空調システム
熱を製造する熱源機器と熱を消費する空調機器の間に蓄熱槽が存在し、電力の使用が少ない夜間に熱源機器を運転し、冷温水や氷を蓄え、昼間の熱負荷に応じてその熱を利用するシステムである。

 

懲戒
建築士法第10条(懲戒)にyほり、国土交通大臣又は都道府県知事は、その免許を受けた一級建築士又は二級建築士若しくは木造建築士が、@この法律若しくは建築物の建築に関する他の法律又はこれらに基づく命令若しくは条例の規定に違反したとき、または、A業務に関して不誠実な行為をしたときには、当該一級建築士又は二級建築士若しくは木造建築士に対し、戒告し、若しくは1年以内の期間を定めて業務の停止を命じ、又はその免許を取り消すことができる。

 

長期優良住宅
長期優良住宅の普及の促進に関する法律において、「長期優良住宅」とは、住宅であって、その構造及び設備が長期使用構造等(耐久性を有し、居住者の加齢に対応でき、エネルギーの効率的な利用が行われている等の条件を満たすもの)であるものをいう。
住宅の建築をしてその構造及び設備を長期使用構造等とし、自らその建築後の住宅の維持保全を行おうとする者等は、「長期優良住宅建築計画」を作成し、所管行政庁の認定を申請することができる。所管行政庁は、この認定の申請があった場合において、当該申請に係る長期優良住宅建築等計画が長期優良住宅の基準に適合すると認めるときは、その認定をすることができる。

 

電磁シールドルーム
電磁波を遮断するために金属板や金属網などで壁を覆った室。各種の精密な実験・検査測定が行われる際に、問題となる漏えい電波等の電気的障害を減衰・遮蔽する。

 

搭状比
耐震計算ルートにおいて、計算しようとする方向における架構の幅に対する高さの比のこと。

 

トランジットモール
一般の自動車の進入を制限し、路面電車やバスなどの公共交通機関と歩行者が通行できる歩行者優先の街路。ダウンタウンの空洞化に対する活性化策として、アメリカで導入されたのが最初である。

 

ナイトパージ
ナイトパージ(夜間外気導入)方式とは、一般に、夏季において夜間の外気を導入して、昼間に蓄えられた熱を排除して建築物の温度を下げることにより、翌日の冷房負荷を低減する方式である。これは、外気冷房方式と同様に、中間期(春秋)や冬期において冷房を必要とする場合にも有効である。

 

根太を用いない床組み(根太レス工法)
床組み工法の一つで、床組に根太を用いず、十分に厚い構造用合板を床梁または胴差に直接留め付けて床下地とする工法をいう。

 

パークアイランド
中心市街地の交通混雑を緩和するために、中心市街地に」入る交通を規制する手法。中心市街地の外周や周辺部の鉄道駅などに駐車場を設置して自動車を止め、そこから中心市街地までは公共交通に乗り換える方式であり、マイカーによる通勤者などを減らすことができる。

 

パワーコンディショナ
一般に、太陽電池モジュールで発電した直流電力を、交流電力に変換するためのインバータと系統連携保護装置が組み合わされたものをいう。

 

ヒートアイランド
都心部では建物からの排熱や産業活動による熱が集約されるので、熱収支が周辺の郊外と異なり、都心が島のように気温が高くなる現象である。

 

ファシリティマネジメント
建築物や設備、備品などの施設を統合的かつ経済的に管理することで、建築物のライフサイクルに沿って、施設管理組織や必要な人員までも含めた総合的な施設管理の手法をいう。

 

フィージビリティスタディ
実行可能性調査を示す。設計に先立つ企画段階で、都市計画等の上位計画との整合性、技術的課題、採算性等、多面的に実現の可能性を検討する作業である。

 

フリーアドレスオフィス
社員個人の専用机は設けず、執務の際、空いている机を自由に使用することを可能とした事務所形式。専有面積の有効利用というコミュニケーションの活性化を図った合理的な執務空間といえる。

 

ブリーフィング
発注者及び関係者の要求、目的、制約条件を明らかにし、分析するプロセスである。

 

プレロード
山留め壁の変形や応力を小さく抑えるために、油圧ジャッキによって、あらかじめ切梁に荷重を加えておくことをいう。

 

壁量充足率
壁比率の計算において、側端部分(すべての階の平面の両端から1/4の部分)の「存在壁量」を、側端部分の「地震力に対する必要壁量」で割ったもの。

 

ポリマーセメントモルタル充填工法
軽微なはがれや比較的浅い欠損部に美観上の観点からポリマーセメントモルタルを充填する工法である。

 

無水小便器
水を使用せず、便器下部に比重の軽い特殊液(シール液)の入ったカートリッジが入っており、この特殊液が尿の蓋となり、排水部のアンモニア臭をやや減らす仕組みである。

 

床吹き出し空調方式
フリーアクセスフロアなどの二重床内に空気を流し、床に設けられた吹き出し口から空調する方式である。風量、風向が個別に制御でき、間仕切りの変更、OA機器の増設に柔軟に対応可能である。
また、室内気流が上向き一定で、換気効率の高い居住域に対する省エネルギー効果も大きい。

 

ライフサイクルアセスメント
原料の調達から資材の製造、建設、運用、改修・更新、廃棄に至る環境負荷を分析・評価し、軽減するための規格をいう。

 

ライフサイクルマネジメント
建築物や建築設備のライフサイクルにわたって、機能や効用の増大ならびに生涯費用(LCCの他に、LCE、LCCO2などを含む)の軽減について検討・考慮し、最適な代替案をせんたくしていく手法。

 

リチャージ工法
ディープウェルによって汲み上げた水を再び地中に戻すことにより、周囲の地下水位を極端に低下させずに掘削部分の排水をする工法である。

 

連続繊維補強工法
既存コンクリート柱に、炭素繊維シートをエポシキ樹脂を含浸させながら柱の周囲に巻き付ける工法。

 

ACQ
ACQ(Alkaline Copper Quaternary)(銅・アルキルアンモニウム化合物)は内部まで浸透し、木材の防腐処理のほか、防蟻処理にも有効で人体や自然環境に負担がかからず、効果に永続性のある薬剤である。

 

AHU
Air Handling Unitの略語。冷温水コイル、加湿器、送風機、エアフィルター等を一体に組み込んだ比較的大容量の空気調和機である。

 

Ai
地震層せん断係数の高さ方向の分布を示す係数。

 

BDS(ブラックディテクションシステム)
Book Detection Systemの略語。電波・磁気を利用して、貸出処理のされていない資料の館外への持ち出しを感知する装置で、図書館利用者の玄関出入口と芦田氏カウンターの間に設置される。
CEC
Consumer Electronics Controlの略語。エネルギー消費係数のことで、建築設備のエネルギー消費を評価する指標である。空調(AC)、換気(V)、照明(L)、給湯(HW)、エレベータ(EV)の5種類のエネルギーの消費係数が示され、その値が小さいほど延床面積当たりのエネルギー消費量は小さい。

 

CFT
コンクリート充填鋼管(Concrete Filled steel Tube)造のこと。鋼管が充填コンクリートを拘束することでコンクリートの耐力が上昇し、充填コンクリートが鋼管の局部座屈を抑制する「鋼管とコンクリートの相互拘束効果(コンファインド効果)」により、軸圧縮耐力・曲げ耐力・変形性能が増大する。

 

COP
Coefficient Of Performanceの略語。成績係数のことで、冷凍機やヒートポンプの入力に対する出力の比で表される。通常の冷凍機のCOP値は1〜4程度である。なお、ヒートポンプの暖房時のCOP値は、圧縮機の動力が加熱に利用されるので、同一の冷凍機のCOPよりも高くなり、2〜5程度である。

 

MSDS
Material Safety Data Sheetの略語。MSDS(化学物質等安全データーシート)とは、化学物質及びそれらを含有する製品(指定化学物質)の有害性、取扱上の注意等についての情報を記載したシートをいう。

 

N値
標準貫入試験において、試験用サンプラーが地盤に30cm貫入するのに必要な打撃回数。

 

PAL
Perimeter Annual Loadの略語。年間熱負荷係数のことで、ペリメータゾーンの年間熱負荷をペリメータゾーンの床面積で除した値であり、建築的な省エネルギーの指標である。単位はMJ/(m2・年)である。なお、ペリメータゾーンとは、省エネルギー法では、地階を除く、各階の外壁中心線から5m以内の範囲と、屋根の直下の階およびピロティの直下の階の空間をいう。

 

PMV
Predicted Mean Voteの略語。ファンガーが提案した総合温熱指標で、予測平均温冷感申告ともいう。人体のまわりの熱平衡式と多数の被験者による実験とから導いたもので、ISO(国際標準化機構)にも採用あれている。寒暖感を-3(寒い)〜+3(暑い)までの温熱感段階で表し、PPD(予測不満足者率)<10%となる-0.3<PMW<+0.5が快適とされる。

 

SN材
JISにおいて、建築構造用圧延鋼材のことで、柱・梁の塑性変形能力を確保するために、降伏点強度の上限を規定し、降伏してから破断するまでの余裕を持たせるものである。
一般にSS材やSM材と比較して材料特性に優れるため高価。SN材は塑性変形能力、溶接性、板厚方向性能、公称断面寸法が確保されている。靭性や絞り性能によりA、B、Cの等級がある。

 

SSG構法
Structural Silicone Glazingの略語。サッシを用いずに、板ガラスを構造シーラントにほり市うt内側の金属支持部材に接着固定する構法。

 

VE(バリューエンジニアリング)提案
基本性能の維持を前提とした工事費の低減提案、施工者独自の施工技術の導入提案等である。品質を下げずにコストを下げる、コストを上げずに品質を向上させる、という効果を狙ったものである。
アーク
電気放電の一つ。2個の電極を対立させ、比較的低電圧で大電流を流したときに生じ、多量の光熱を発する。

 

アースオーガー
電動又は油圧駆動のスクリューオーガー(らせんきり)を開店させて地盤に丸い孔を掘削する機械。杭打ちなどに用いる。

 

アーツ・アンド・クラフツ運動
19世紀後半、ウイリアム・モリスが主導した活動の総称である。大量生産品を生み出す品質の低下に対して、中世社会の職人の物づくりを理想とし、美しい工芸品による生活を提供することで、生活と芸術を統一し、物と人との親密な関係を目指した。

 

アール・ヌーブォー
19席末から20世紀の初めにかけてヨーロッパ大陸で起こった装飾美術の様式である。フランス語で「新しい芸術」を意味し、中心となったのはフランスとベルギーである。自然界に存在しない直線は使用されず、植物や長い髪のような有機的な曲線や曲面のモチーフが多用されている。

 

朝顔
仮設現場で落下物に対する保護のために中間に取り付ける棚。市街地などで人通りの多い場所では取り付ける必要がある。防護棚ともいう。

 

アスファルトプライマー
アスファルトを揮発性溶剤で溶かしたもので、アスファルト防水層の下地に塗布し、溶融アスファルトとの接着を良くする。

 

アダプタブルステージ
劇場において、必要に応じて客席と舞台の関係を変化させ、演目に応じて適切な空間を作り出せるように工夫された形式。

 

頭つなぎ
枠組壁工法において、すべての壁が建ち上がった後に、それらを固定するために上部に設けられる部材。

 

圧延
主に金属塊を板状、棒状などに、展延、加工すること。熱間圧延とは、高温(1,000℃程度)で行う圧延のことである。

 

網入り板ガラス
金属網を封入したもので、火災延焼防止、衝撃時のガラスの破片の飛散防止には有効であるが、耐風圧性能は同じ厚さの板ガラスよりも低い。

 

アリダード
平板測量に用いられる測量器。方向を観測する装置と図上に描くための定規縁を持つ。

 

アルカリ骨材反応
骨材中のシリカ鉱物がコンクリート中のアルカリ分と反応することにより、水分を吸収して膨張し、コンクリートの表面に亀甲状のひび割れ等を生じさせる現象。

 

泡消火設備
泡消火薬剤を泡ヘッドなどから放射し、燃焼面を泡で覆い、窒息作用と冷却作用により消火する設備である。固定式と移動式があり、普通火災(A火災)または油火災(B火災)による火災に適する。水だけでは消火困難な駐車場や飛行機の格納庫などに使用される。

 

アンカーボルト
木造建築物などにおいて、土台をコンクリート基礎に定着するために基礎に埋め込むボルトのこと。

 

暗順応
明るい所から急に暗い所へ移った時の、視感度の変化する過程、または変化した状態をいう。暗さに慣れるまで30分程度の時間がかかる。

 

安全上の措置等に関する計画届
工事中の建物の一部を使用する場合に、使用する部分とまだ工事している部分をどのように区画するかを、特定行政庁に届け出る。

 

安全色
安全についての注意をうながすため、標識や区画を色彩で区別して描く場合、これに使われる基準色は安全色という。例えば、防火や消火に関係するものは赤と白、危険は黄赤と黒、注意は黒などである。

 

アンダーカット
溶接用語では、溶接欠陥の1つで、溶接の端部において母材が彫られ、溶着金属が満たされないで溝となって残っている部分。
住宅用語では、換気性能を良くするために、ドアの下部を約1cm切り詰めてすき間をつくること。

 

アンボンド方式
コンクリート打設前に防錆と摩擦低減を兼用した材料を塗ったPC鋼材をセットし、コンクリート打設後にPC鋼材を緊張する方式。

 

石綿
繊維状の無機ケイ酸塩鉱物。不燃性、耐熱性、耐薬品性、耐摩耗性等に優れ、補強繊維、耐火材料として使用されてきたが、近年その人体影響が問題となっている。

 

位置指定道路
道の基準により造成されるもので、特定行政庁からその位置の指定を受けたもの。

 

移動等円滑化経路
高齢者、障害者等が円滑に利用できる経路。

 

芋目地
レンガ・ブロックなどの縦目地が2枚以上(一直線に)通っている目地。縦目地が互い違いになっているのは「馬目地」という。

 

入母屋屋根
屋根の上部が切妻屋根、下部が寄棟屋根のようになっている屋根。伝統的な農家や地方の屋根に多く見られる。

 

色温度
試料と同一の色度の放射を発する完全放射体(黒体)の温度をいう。絶対温度で表示し、単位はケルビン(K)である。
ある光源が発している光の色を定量的な数値(ケルビン)で表現する尺度である。

 

インバート
排水系統において、汚水枡や下水道のマンホールの底部に設ける道流用の溝で、下面を半円形に仕上げてある。

 

ウエットジョイント
プレキャスト部材の接合部を、コンクリートまたはモルタルで充填し、部材の応力を伝達できるようにした接合方法。

 

ウェブ
H形鋼でフランジをつなぐプレート。主にせん断力を負担する。