高気密・高断熱の家では採用が避けられない第一種換気装置には全熱交換と顕熱交換という2種類があります。
という2種類です。
それぞれメリット・デメリットがありますが
という問題があるようです。
各メーカーで色々と工夫しているようですが完全にクリアーはされていないようです。
第一種換気装置についてヘビーに検討されている下記サイトがあります。
「本当に日本は、全熱交を採用して良いのだろうか ?」
「熱回収換気を勧めない理由!!」
などもご参照ください。
また、換気装置は、あくまでも電化製品すなわち「家電」ですから「寿命」が有ります。
「設計段階での寿命」は「15年〜17年と取説に明記」されています。
35年のローンを組めば、払い終わる前に少なくとも1回の交換費用・作業が発生します・・・。
ネットの情報では第一種換気装置に下記のような不満を持つ人もいるようです。
約半数のなんらかの不満を持つ人の中で、不満の内容は、以下の様な分布になっています。
さらに蛇腹の配管ダクト内の埃、カビ、ダニの糞や死骸の粉末(最強のアレルゲン!)等の飛散がジワジワと問題になってきています。
「換気が大変なことに」や「掃除ができません・・」なども参照してみてください。
いくら「フィルターで細かいゴミを防止します・・と言われても、フィルターが目の細かい網である以上、その網目より細かい粉塵は必ず存在し、通過しますので、数年後には装置内やダクト内にゴミが溜まることは避けられません。
特に「蛇腹ダクト」の内部の汚れは深刻!だと思います。外国ではメンテナンスを考えて「ストレート配管」が義務付けられているとの情報もあります。
こんな蛇腹の内部をどうやって掃除するのでしょうか?天井裏をはい回っている蛇腹配管は新築時の施工は楽でしょうが、数年後に内部に溜まった埃や黴・汚れをどうやって掃除するんでしょうか・・?
配管内の掃除が不十分と言うことは、「各室内に”埃まみれ!アレルゲンまみれ!”の空気を送り込んでいる!」ということに成りませんか?考えただけで気持ちが悪くなりますね!
日経ビルダーさんのこちらの記事「換気トラブル7つの死角」が大いに参考になります!
やはり、室内壁を透湿壁として湿気、化学物質、臭気を湿気と共に機械換気装置を使わないで自然の力(透湿、気流上昇)で屋外に排出してゆくというWB工法の考え方が良いのではないでしょうか・・?