読書シリーズG「晴れてよし、降ってよし、今を生きる」

「晴れてよし、降ってまたよし、いまを生きる」 佛光寺 著 学研パブリッシング
京都市下京区の高辻通りにある佛光寺の門前に50年以上にわたって8行の標語を毎月更新しながら書き続けてきたとか・・。
30代から60代の男女8人の僧侶が意見を出し合い、毎月の標語を決めているとか・・・。
文章を考えるのは結構大変だと思うけど、読んでみると心に沁みる内容になっています。
以下は、私の忘備録メモです。是非、本書をご覧ください!!

 

おこられちゃった
あの人は私を
怒ったのかな
叱ったのかな
怒ると叱るは
大ちがい
怒るは易い激しさ
叱るは厳しい優しさ

 

 

握れば
ゲンコツ
差し出せば
握手
すべて私の都合
なのだと
知らされて
合わす掌となる

 

 

 

泣いても
笑っても
じたばたしても
にげても
さけても
起こる物ごと
ならば
「ようこそ」

 

 

 

苦労という
言葉には
ひとに
使うもの
自分に
使えば
ただの自慢か
単なるいいわけ

 

 

 

ひと月待てた
手紙の返事
メールになって
一週間
LINEになて
一時間?
待てなくなってる
せわしないね

 

 

 

 

はやく
咲いてほしい
ながく
咲いてほしい
私の思いに
かかわらず
花はさき
花は散る

 

 

 

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