今回「クラブツーリズム」で「高野山」「熊野三山」「伊勢神宮」の旅をしてきたので、簡単にご紹介する!
「高野山」
小雨にけぶる境内を、傘を差し、インカムに似た「イヤホーン」を個々に装着し、現地ガイドの女性の案内で行列しながら見学したて回った。
霊廟の並ぶ境内では、各種の会社、個人、組織などのユニークな墓石やシンボルが並び驚かされた。個人で「2億5千万円・・」の広いエリアを確保されているのも目を引いた。
奥の院の前に掛かる橋のたもとで「ここから先は聖域ですから脱帽、撮影禁止、マイク禁止・・」と、奥の院(現在工事中で外周見学のみ)を案内され「弘法大師さまは今も、地下で皆様の安寧を願って修行されています!」と書き下ろしできないほど丁寧に!感動的に!ガイドして頂き、それだけで“感動”した!さすが、経験値は大きい!!・・で約1時間の散策。
ガイドの音声は録音できなかったので、土産店へのバスの中で、土産のPRをされる口調で、そのガイド技術?の一端をご想像ください。
こちらでどうぞ!!
ガイドさん!おせわになりました!!
「熊野本宮大社」
「熊野本宮大社」へは「158段の階段ですよ!」と言われたが・・「こんなの楽勝!!」と思いつつ現地ガイドの「山中さん」に付いて歩いた・・のが、今回の“ツアー”の「修行!」の始まりだった。
山中さんは御年79歳!「現役時代は腰痛に悩まされていたが、定年後ガイドの仕事を初めて、多い時には日に3回ほどの案内を熟すようになって、腰痛は無くなった・・!」とのこと。やはり「階段の上り下り」や「登山」が足腰の鍛錬には効果的なのかも・・。
八咫烏の逸話や、世界一の大鳥居、旧熊野大社の跡地(明治22年の大水害で流された!)を延々と約1時間、歩いてガイドして頂いた。
流石にベテランだけあって、「左側におわすのは、〇〇の神、△△△の神、〇〇〇の神・・・」と、難しい神様のお名前をスラスラと暗唱される!歩くことで「頭脳まで若返る!」のか!!。
「熊野古道
「熊野古道」への道すがら、バスガイドのAさんから「昨日の高野山では弘法大師が、地下で今でも皆様の安寧を祈って日々修行されていますので、毎日朝6時と10時にお食事をお供えしています!今日は、皆様も“ご自分の為!ご家族の為を祈って修行をしてください。階段を三千段ほど上り下りしますので!」とのアナウンス・・!!
熊野古道に近付くと・・「入口に“杖”が置いてありますので、是非利用してください!」とのアドバイス。確かに“手作りの!”竹や木の枝“の杖が「杖立箱」の中に数十本置いてあり、有難く拝借した。後になって“杖”の有難味を実感することになるが・・!この時点では・・「ここまで!!」とは想像できなかった。
熊野古道は、自然石を並べて敷き詰めた登り階段で、過度の丸まった石畳は歴史を感じる。その石をどこから、どうやって運んで敷設されたのか・・!その労力と技術を考えると畏怖に似た想いがした。
これは、後から分かったのであるが、熊野古道を登り始めて暫くすると先頭を行っていたA子さんが「気分が悪くなった人が出たようなので、私はバスへお連れします・・。」と引き返し、元気な年寄りが先頭を行って「ひたすら!」急勾配の、自然石敷の、古道を、黙々と、息を切らしながら、「キツイね〜!」とボヤキ合いながら登っていった。・・ガイドが居なくなり、どこが目的地か分からなくなってしまった・・。まるでリーダーの居ない集団そのもの状態・・。
さすがに、ここら辺が「眺めの良い“目的の地点”」ではないのか・・?と、皆がザワザワし始めて、誰かがA子さんに電話電話連絡し、引き返すことになった。
それにしても、「どこがこの登りの終わりなのか?」がハッキリしないモヤモヤ感を抱きながら、「丸まった」「石畳」の「急勾配」を「杖を突きつつ」の登りは精神的にもキツカッタ!!
「那智の滝」
写真やニュースでは時々目にしたことがある、有名な「那智の白滝」を初めて、直に拝観出来た。ツアーに組み込まれた「正式参拝」も、滝を目の前にしながら「簡単に!」終わり、記念撮影をして後にした。
それにしても今から2600年?もの昔から、あの威容を誇ってい続けていることに改めて驚かされた。
グループの一人が途中の階段で滑って転んで打身で負傷したのは残念だったが・・。
滝の見学が終わり、すぐ傍の「熊野那智大社」をお参りする事になっており、その階段下へ着いて、階段を見上げると・・!!そのあまりに急な勾配と、遥かに“霞んでいる?“は大げさにしても、「見上げる階段」に、登るのを辞退する参加者が多かった。
私は、「折角来たのだから・・!」と、敢て挑戦した・・ら、下りが「キツカッタ!!」階段は、「登りより、下りが体に効く!」のを、いやというほど実感させられた!太股の前側が痙攣しているのを初めて実感した。改めて、「階段の上り下りや登山で足腰を鍛え直そう!」と思わされた、今回のツアーであった。
「苛酷だ・・!」と思ったのは私だけではないみたい・・。
こちらも参照してください!
熊野三山めぐりで最も過酷だった…!熊野那智大社へ続く467段の道のり!
「伊勢神宮」
平日にも関わらず・・、駐車場がほぼ「満杯!」状態なので、移動バスの運転手とガイドさんも、急いで場所の確保をされていた。
昨日迄の「階段!」とは、打って変わって「平地」ではあるが・・「玉砂利」のため、これまた足(靴)に力が入らない!!これは、これでまた歩きづらかった!!
「外宮」「内宮」と拝観して回ったが、いづれも「式年遷宮」のしkステムを、あの古代から組み入れて、しかも「続けて来た!」ことに、改めて感心させられた!
境内の杉の大木に”シッカリ!”触れさせてもらって、パワーを頂いてきた。
お土産の「赤福」も買って、帰路についた。
帰路は、12:40伊勢神宮発で神戸空港へ16:00着で、途中一か所の休憩を挟みひたすらぶっ飛ばしての走行であった!!
・・それにしても「足腰が疲れる!ツアー!」ではあった!!!