健康シリーズB「廃用性萎縮」

健康シリーズB「廃用性萎縮」

健康な人でもズボラで怠惰な生活を続けて、体の一部を動かさないでいるとその機能が衰えてきます。
具体的には「筋肉の衰え」とか、「息切れ」がして「肺や心臓」の無理が利かなくなったとか、昔はこんなに「体が硬く」なかったはずだ・・とか。
最近の研究では「座り過ぎ!」が思わぬ衰えを招くことが分かったので、PC作業なども立ったまま行うと良いそうですよ・・。
骨折してギブスをはめていると治る頃には関節が硬くなりリハビリに時間を要するのは経験者ならお分かりだと思います。
安静による筋力低下は、1週目で20%、2週目で40%、3週目で60%にもなるそうです。(恐ろしい!)
1日の安静状態で衰えた筋肉を元に戻すには「1週間」、1週間の安静では「1ヵ月」の回復期間が必要との情報もあります。
筋力低下や関節のこわばりだけでなく「骨粗しょう症」「起立性貧血症」など、体を休めすぎると全体的に急激に弱くなってゆきます。
先日、NHKスペシャルで「骨に刺激を与えないと、”骨粗鬆症”になる!」とも言っていました!
そういえば、長生きで元気なお年寄りは日々慣れ親しんだ仕事を黙々とこなし、「体を動かして!」いますよね。

 

我々もそうありたいものです。
そのためには日ごろから
1)各関節の柔軟運動(真向法、ラジオ体操、自己流体操など・・)で体をほぐす
2)特に「下半身の筋肉」には適度の(できれば能力の102%程度)刺激を与えて、古い筋肉を「破壊」し新しい筋肉の再生を促す
3)思いついて運動するのではなく「日々の習慣!」として継続する
ことが必要です。

 

 

下記も参照して見て下さい!
「衰えたら!鍛え直せ!」