エアープロットを使った「エアークリーナー」をご紹介します。
現在、市販されている”エアークリーナー(空気清浄機)”には、やれ「プラズマ・・」だとか、「ナノイー」だとか、「ストリーマー」だとかの謳い文句で販売されていますが、いずれも最終的には「フィルター」により空気中の微細な異物を捕集する構造ですので、フィルターの目の細かさと、それに伴う小まめな「フィルターの清掃」が欠かせません。フィルターの目を細かくすればするほど、メンテナンスの手間が増えることになります。
さらに言えば、「フィルターの”細かい目”以下の有害な物質は捕集できない」とも言えます。
実際に、私も湿度調整機能付きの高価なエアークリーナーを購入して使ったことがありますが、そのフィルターのメンテナンスの煩わしさに往生して、すぐに使用を止めました。フィルターの手入れを怠ると、却って室内の空気を汚していると感じました。
「PM2.5に対応しています!」という謳い文句にしても「2.5ミクロン”以上”の大きさの異物を捕集する”とても目の細かい網です!”」ということになります。
つまり、2.5ミクロン以下の異物は捕集できないと言っているのと同じです。さらに、このくらい目が細かくなりますと頻繁なフィルターの目詰まりは避けられないのではないでしょうか・・。
ところが、人間に害を為すアレルギーの原因物質である化学物質(VOC等)の分子の大きさはnm(ナノメートル)ですので、これを捕集できるフィルターは現実的には無理だと思います。(ホルムアルデヒドの最小分子の大きさは約0.0005ミクロン=0.5nmです。)
この手のエアークリーナーの構造・考え方ではやはり、限界がある!と思います。
一方、エアープロットを利用した「エアークリーナー」は、これらの製品とは基本的な考え方が異なり、有害な「有機化合物」をフィルターで捕集するのではなくて、その場で「分解、無害化」しますので、フィルターに頼らない「エアークリーナー」と言えます。
人間に害を為すのは「有機化合物」です。有機化合物の対称は「無機化合物」ですが、こちらは人間に対してあまり顕著な害はおよぼしません。
「有機化合物」とは炭素”C”をその分子構造に含む物質で、これが人間に対してアレルギーなどの症状を引き起こします。の「有機化合物」を自動的に分解・無害化できるのが唯一特許と国土交通大臣の認定を頂いている「エアープロット」です。
原理はとても簡単で、室内の空気を小さなファンで「エアープロットを塗布したネット」に吹き付けるだけです。エアープロットは室内の空気環境を汚染する「有害な有機化合物」を短時間で水(H2O)と二酸化炭素(CO2)に分解します(こちらを参照)ので、フィルターの目詰まりは起きません。フィルターに頼らない構造と言えます。
エアープロットの分解・無害化作用の永続的な維持には「紫外線」が必要ですが、この場合は波長380nmの「ブラックライト」を使用します。
従って、通常のエアープロットでは「窓から入る紫外線が必要です。」が、この場合には「ブラックライトの光」で代用されますので、室内の何処にでも設置できます。
詳しくは河野までお問い合わせください。