ココロまで温まる、ハクキンカイロ!

WB HOUSEのBlogへようこそ!”健康に拘る”営業の河野です。資料差し上げます!
こうしてあなたと出会えたのも何かのご縁です、ぜひ「WB工法」と、「エアープロット」いう言葉を覚えて帰ってください、いつか必ずあなたのお役に立ちます!長野の棟梁が考えた「換気扇を使わないで室内の湿気・VOC・臭気を排出」する工法と、白金担持触媒で「アレルギー源を無害化する」方法です。

「ハクキンカイロ」ってご存知ですか?
100年以上前に開発されて以来、売れ続けている「ポケットカイロ」です。

大正末期、矢満登商会(現ハクキンカイロ)の創業者の「的場仁市(マトバニイチ)」氏がイギリスのプラチナ触媒式ライターを参考に、プラチナの触媒作用を利用して気化したベンジンをゆっくりと酸化発熱させる懐炉を独自に発明し、1923年(大正12年)に「ハクキンカイロ(白金懐炉)」の商品名で発売した。ジッポーライターの登場(1932年)より9年先駆けた登場で、富裕層向けのカイロ(当時の庶民は桐灰カイロが主流であった)や、北支・満州など寒冷地帯に駐留する兵士の慰問品、南極観測隊の常備品などとして広くその名が知られた。(wiki)

 

ハクキンカイロは、燃焼では無くて、「絶妙なメカニズム」で熱を発生します。ハクキンカイロの発熱原理である「白金触媒による酸化反応」には、本来高温になるべき熱化学反応を低温に抑え、さらに長時間反応を持続させることが可能であるなど、「懐中懐炉」実現の理想的な特性を垣間見ることができるそうです。

 

繰り返し使用できるロングライフ製品
ハクキンカイロはベンジン(炭化水素・CmHn:通常はC6H6)を触媒燃焼させて、その燃焼(酸化)熱をカイロの熱として利用しています。(約135度)
ハクキンのプラチナ触媒はガラス繊維にプラチナ(Pt)の微粒子を独自の方法で担持させたものです。微粒子のプラチナ(Pt)は、自己の体積の100倍以上の酸素を吸着させる能力があり、しかも吸着した酸素は極めて反応しやすい状態になって、すぐれた酸化活性を発揮します

触媒を用いないで燃焼させると25ccのベンジン(炭化水素・CmHn)は、数分で燃え尽きてしまいますが、プラチナ触媒を用いると、24時間暖かさを持続することができます。
また、触媒を用いないと700〜800℃という高温が必要ですが、プラチナ触媒を用いると、130℃〜350℃という低温で炭酸ガス(CO2)と水(H2O)に完全酸化分解させることができます。
さらに低温での燃焼ですからNOX(窒素酸化物)の発生の心配もありません。(HPより)

 

 

「燃料を燃す」のではなく、気化した燃料(ベンジン)が「白金触媒の作用で炭酸ガス(CO2)と水(H2O)に分解され、炭酸ガスと水に完全酸化分解する仕掛け」です。その時に発生する酸化熱(130℃〜350℃という低温)で発熱し、熱カロリーが極めて高く、ベンジン1cc当り11,500カロリーもの熱エネルギーを放出します。1ccで約1時間も発熱を続けます。公称「1カップ(12.5CC)で12時間、2カップ(25cc)で24時間発熱。」

 

実際に使ってみて、その暖かさと持続時間の長さには感服しました。これが1923年に開発されて、以来98年間(2021年現在)強い信頼を得て、売れ続けていることには大いに納得できます。

但し、いくつかの不満もあります。
その一つは、どうしても「ベンジンの臭い」が避けられないことです。これは、発熱原理からも避けられませんね・・で「止む無し」
もう一つは「給油の際の不安定さ」です。左手でカイロ本体を保持し、右手で燃料ボトルをもって、目盛り線を睨みながら給油しますが、大変不安定で緊張を余儀なくされます。ボトルの剛性が大きいので、結構握らないと燃料が出てきませんし、握り過ぎると「空気取り入れ口」から溢れますので、加減が大切です。

 

 そこで、工夫してみました。
1)100均で見つけた箱型の「灰皿」の蓋に、これまたホームセンターで見つけた「箒ホルダー」を貼り付けました。

 

2)すると、「灰皿」の蓋が丁度良い「オイルパン」の役目をすると同時に、カイロ本体をしっかり保持してくれます。

「箒ホルダー」の幅を少し狭く微調整して、グリップ感をしっかり固定できるようにします。
ホルダー部自体が回転しますので、多少キツ目でも問題ありません。
さらに、下部には「V字型」の固定部がありますので、カイロ本体をしっかり保持できます。

 

 

 

 

 

 

3)給油の際も、両手で燃料ボトルを持って、余裕で目盛り線を確認しながら作業できます。
 カップに1.25ccと2.5ccの目盛りがあり、1.25ccで12時間、2.5ccで約24時間・・2.5ccを2回で48時間まで自在に調整できます。
4)注油カップを90度捻って給油する際も、安定して作業ができます。(左手で本体を、右手で注油カップを捻ると、場合によってはこぼれそうになります
ので・・)
5)使用後は、纏めて箱型の灰皿に小物も含めて収納可能です。

 

 

 

 

6)フェルトのケースをポケットに入れた際などに落ちないようにクリップを縫い付けました。これで滑る落ちることは有りません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

動画を作ってみました。

 

最後に、ハクキンカイロは一旦触媒反応を始めると燃料が無くなるまで発熱を続けます。途中で止めるには酸素の供給を断つ以外有りません。ネットでは小さなジップロックの袋に入れて酸素を遮断することを提案しています。
 出来れば、メーカーに、現状の穴あきのキャップ以外に、穴の無い「中断用の専用キャップ」を発売して頂きたいと希望しています。

 

最後に「Gigazin」さんでハクキンカイロと使い捨てカイロの比較がされていますので参考にして見て下さい。!