エコボロンPROでリフォーム時の防蟻処理も完璧!

通常、シロアリに食害されてしまった場合は「エコボロンPROは”殺虫剤”ではないので、今目の前にいるシロアリを直接殺蟻することはできません。その場合は、一旦”殺虫材”で殺蟻をしたあとで、使える木材にエコボロンPROを塗布して以後の完璧な防蟻性能をご確認ください!」と説明してきました。
 今回、特殊な条件下でエコボロンPROの素晴らしい効果が再確認されましたので、ご報告いたします。
 東京都下の貸家で台所の柱にシロアリ被害が見つかり、借主さまの特殊な事情により、エコボロンPROで処置をしました。

 特殊な事情とは、借主さまが米国人で「殺虫剤は使わないで欲しい!」とのご要望があったそうです。さすがは米国人、ネオニコチノイドやフェブロニン系の危険な状況や、米国やEUでは既に禁止されている事情を良くご存知のようです。
当物件は築50年ほどの戸建てで、床下には「布基礎」+「防湿コンクリート」となっていましたが、その打ち継ぎ部からシロアリが侵入し、床下どころか台所の柱まで食害されていたそうです。
 床下にもぐり、高圧洗浄により一旦蟻道を取り除いた後エコボロンを塗布。その後も定期的に点検した結果「殺虫剤のように、その場でシロアリを殺蟻することはできなかったが、シロアリ被害を食い止めて、退却させることが出来たので、以後長期に渡って安全な防蟻効果を維持できる。」ということが実証されましたので、ご紹介いたします。
 添付の写真をご覧頂ければ、「シロアリの真面目さ?几帳面さ?」に感心させられてしまいます。「元あった通りの場所に、元々あったように蟻道を再構築しています。」
但し、3カ月後の点検で、「蟻道は再構築されているが、その丈夫さは半分以下でシロアリも生息していない。」ことが確認できました。
エコボロンPROは”殺虫剤”ではないので、それを浴びてもシロアリがいきなり死ぬことはないのですが、壊されても、邪魔されても健気に蟻道を再構築しようとするシロアリの日々の、感心するほどの愚直な生活のなかで、「グルーミング」(お互いに体を舐めあってバイ菌や有害物を取り除く作業)を繰り返す間に、徐々に体内にホウ酸塩が取り込まれ死に至ったか、この床下環境は自分たちには不適格と判断し退却したものと思われます。
以後の、定期点検でも問題は無いとの報告です。
今回塗布し、木部に含侵したエコボロンPROは「揮発しない、変質しない」ので、半永久的に含侵した場所に有り続けます。
従って、いつまででも完璧な防蟻性能、防腐性能が維持できるのです。

今回の事例から、お施主様がCS(化学物質過敏症)や、農薬系の恐さをご存知の場合であっても、そのリフォーム時に安心してエコボロンPROでシロアリ対策をして頂けることが実証されましたので、参考にしてください。