WB工法の断熱方式は?

WB工法の断熱方法は、柱の外側ではなく、柱と柱の間に断熱材を入れる「充填断熱」方法になります。
WB工法として温熱等級4の認定を頂いております。
あくまでも、床下の空気を、自然に壁体内を上昇させ、湿気、臭気、VOCを小屋裏に集め「棟換気装置」から屋外へ排出する必要がありますので、その「通気層」を確実に確保することが求められます。
そのため、グラスウール、セルロースファイバー、吹付断熱・・では通気層の確保は困難だと考えています。
下図の動画で「壁体内の”上昇気流”の動き」を確認してください。
太陽で暖められると、床下<1階<2階<小屋裏・・と順に温度は高くなっていますので、壁体内の空気は自然に上昇し、それに伴って床下の空気が引き上げられ、小屋裏に集まります。小屋裏から外気へ抜ける「棟換気口」が壁体内の空気を屋外に排出する事になります。
従って、「壁体内に通気層を確保する」ために、断熱材は「板状の断熱材」を使用する必用があります。グラスウールや吹付断熱、セルロースファイバーなどの断熱材では「通気層の確保は無理!」ですので、「板状の断熱材」が必須です!!。

 

【壁体内の上昇気流】

 

WB工法では推奨する断熱材を選定しております。
仕入れは各工務店さんの従来のルートから、ウッドビルドの推奨品を購入して頂きます。