「入って来ません!入れません!」
最近、ネットの検索で「WB工法は花粉が入って来ないの?」というのを目にしました。
WB工法は壁体内に気流の通路(通気層)を設け、形状記憶合金バネで自動開閉する換気口から、ゆっくりですが外気を取り入れていますので、心配をされているのではないか?と思いますが、・・大丈夫です!ご安心下さい!!
以下にその「理屈・原理」をご説明いたします!
通常、内壁の下地材として利用されている「石膏ボード」は、国の住宅行政を左右している、いわゆる”学者先生”でさえも『遮蔽物と思っていました・・』と言われるくらいです・・が、実際には、電子顕微鏡で超拡大すると約1/1,000mm(1μm)大の穴が無数に確認できます。(下図参照)
室内側に「ビニールクロス」を使用すると、この無数の穴が使えなくなりますので、WB工法では「透湿性能」のあるコットンクロスなどを使います。
白い湯気の水蒸気の粒は「大きな塊」ですが、目に見えない”湿気”の段階では、水の「分子」そのものですから、0.38/10,000,000mm(nm)の大きさ(石膏ボードの穴の1/10,000)のため、石膏ボードの穴を動力が無くても「濃度勾配で、濃い方から薄い方へ移動!」します。(通常は室内から屋外へ・・)
ところが、一般的に花粉の大きさは
【スギ花粉の大きさは、20μmから40μmの大きさになり、ヒノキ花粉の大きさは、30μmから40μmの大きさ】です。
つまり、石膏ボードの穴の20倍から40倍の大きさ、ですでので、石膏ボードの穴を通過できません。
但し、WB工法にはフローヘルスといって、昔の”掃き出し窓”に変わる手動の開閉口が各部屋にあります。ここを流れる気流は、一旦床下に引き込まれた外気が、上昇気流でゆっくり引き上げられる際に壁体内を上昇してきますので、部屋の中に入って来る可能性がゼロではありませんが、居住実績からいえば花粉の季節であっても気になりません。それよりも、外出先から帰宅時に衣服に付けて持ち込むほうがはるかに多いと感じています。
但し、WB HOUSE以外の「高気密・高断熱」の家では「24時間換気装置」の運転は必須です。国の基準でも「2時間に1回、室内の空気を入れ替える換気をしなさい!」と建築基準法で規制されています。・・ということは、目の粗い”フィルター”があるとはいえ「2時間に一回、室内を花粉まみれの外気と入れ替えろ!」ということになります!!!
花粉症の方にとって、こんな過酷な状況は耐えられない!と思います。
ところが、WB ハウスであれば「24時間換気装置が無くても、ホルムアルデヒド(代表的な、有害”化学物質”!)の濃度を規定値以下に維持できる!」との国土交通大臣の認定を受けています。従って、「24時間換気装置」を「設置する必要はあります!」が、「動かす必要は無い!」ので、室内では「「花粉」はもちろん、あらゆる「VOC」や「臭気」のほとんど無い空気環境で生活できる!」ということになります。これが、どれほど快適!なのかは経験したことが無い人には実感できないと思います。
実は、私も2016年までは「激しい花粉症患者」でした!WB工法の家に住んで10年ほど経っても基本的な症状は消えていませんでした・・が、やはり「出会い」は大切です。私は2016年に「エアープロット」に「出合って」自宅に「施工」して、激しい花粉症から「開放されて!」今日に至ります。宜しければ参考にしてみて下さい!
さらに、今回平松建築さんに教えられたのですが、WB HOUSEでは換気扇を止めていても人間が排出する「二酸化炭素」をも自然に屋外に排出される!ということです。ご存じのように二酸化炭素のの分子サイズは116PM(ピコメートル=0.116ナノメートル)なので、透湿壁の穴(1ミクロン=1,000ナノメートル。10,000倍の大きさの穴)を自由に行き来し室内の二酸化炭素を簡単に濃度勾配で屋外に排出し国の規定値1,000PPMを軽くクリアーできます。
もっと凄いのは、下図のグラフのように「壁体内の二酸化炭素濃度が、脱衣場の濃度と比例している!」ということです。いかに、透湿壁の性能・効果が優れているかのl証左だと思います。
浜松市の平松建築さんが詳しく解説しておられます。下記の動画の11分当たりでご確認ください。
空気は「酸素20%、窒素78%、その他2%」でできています。酸素(O2)の大きさは3.8pm、窒素(N2)の大きさは4.2pmですので、容易に石膏ボード(透過壁)を通過できますので、換気しなくても窒息することはありません。
高気密・高断熱の家では何かと問題がありそうです。「24時間換気システム住宅」の欠陥を参照してみてください。
【・・第3種換気を取り入れている家では、家族4人が寝息を立てている6畳の寝室の二酸化炭素はなんと3000ppmを超えており、きわめて不十分な換気状態であることが分かりました。
また、第1種換気を取り入れている家でも、家族3人が寝ている寝室では2000ppmを超えてしまい、十分な換気ができていないことを示す結果でした。二酸化炭素の濃度が高い部屋に長時間とどまると、さまざまな体調不良の引き金になります。】・・とあります。
私も自分で計算してみました!!・・その結果、上記と同じ結果になりました!
どうしても、花粉が気になる方には、カビ、ダニ、化学物質、臭い、PM2.5、ウイルスまでも分解・無害化する「エアープロット」をお奨めします。
但し、WB HOUSE以外の構造の家では、上記のように「2時間に1回、室内の空気を全て外気と入れ替える義務があるので」エアープロットの効果が若干弱くなることはご理解下さい・・。
花粉症、喘息、アトピー、アレルギーについては、エアープロットを塗布後、症状の改善が納得していただけなければメーカー保証もございますので、安心してください。(詳細は弊社まで・・)
国土交通省が認定した唯一の白金持担超光触媒です。
是非、キョーリンまでご連絡をください、詳しい資料を差し上げます。