「WB HOUSE」は「室内の湿気を”透湿壁”から壁体内通気層経由で小屋裏に集め、自然に屋外に排出します!」と、私共はPRしております。
今回、それを確認するために「築16年目(2021年現在)のWB工法」の自宅ですが、「脱衣場の湿度」の変化を測定してみました。
家人が、毎晩21時に入浴し、21時30分頃に出ると「室内側のドア」を開放して脱衣場、廊下側に水蒸気・湿気を放出します。
脱衣場の湿度は、その後30分ほどで、従来の湿度に戻ります。
室内の「透湿壁」から湿気が抜けて行くのがグラフから分かります。「ビニールクロスでは無理!」です・・。
「湿気」が「透湿壁」から「透過」する際には、「臭気」「VOC」も同時に「透過」するので、結果的に室内の空気は綺麗に成ります。
逆に、「空気」の主成分である「酸素」や「窒素」は「第二通気層(=外気と同じ)」から「濃度勾配」で室内側に「透過」しますので、換気扇がOFFでも、「酸素欠乏」や「二酸化炭素濃度悪化!」などの状況には「物理的に!」成り得ません。
5mほど離れた玄関(廊下)では微かにその影響を受け、ドアで仕切られたリビングではほとんどその影響を受けていいないのが分かります。
ほとんど、脱衣場の壁面、廊下の壁面だけから「透過」して、屋外に抜けて行くのが、このデーターから分かります!!
念のため、グラフをご確認ください。「目立つように!」脱衣場の数値だけ右軸の値としました(^_-)-☆。
換気扇に頼らないで「湿気」「臭気」「VOC」が”自然に屋外に”排出されるのは、たいへん有難いです!
あなたのお家ではどうされていますか・・?
2023年6月25日追記!
今回は、直接「浴室内」にも測定器を置いて、ある一晩のデーターを測定してみました・・。
換気扇は止めていても、透湿壁から湿気、臭気、VOCも同時に排出されますので、翌朝には「浴室内」も「脱衣場」も、少し離れた「廊下」と同じ湿度まで乾燥しています!
湿気が壁から排出される際に、VOCや臭気も湿気と共に排出されるのは「実験済!」ですので、翌朝には爽やかな室内空気環境になっているのを実感しています!
これが「WB HOUSE」の良さだと感じています!!
さらに、2016年10月に自宅の窓ガラスに「エアープロット」を塗布したら・・、「花粉症」が治る!と同時に、「浴室内の黒カビ」も”激減”し、今ではほとんど気にならなくなっています!!
下記は、今回使用した測定器「EL-USB-2-LCD」です。
設定した「時間間隔」で「温度」「湿度」のデーターを自動で記録し続けます。
お問い合わせは河野まで・・。