ネット上で、よく「WB工法の欠点」や「WB工法の評判」とか「WB工法のデメリット」とかで検索されているにもかかわらず、具体的な欠点やトラブル等を記載したサイトがほとんど見当たらないので、私なりにWB工法の欠点・デメリットや、住んでみての感想などを記載してみます。(2023年現在で・・)
因みに、私は2005年の6月から現在まで、茨城県でWB工法の家に住んでおり、それなりに良い点・悪い点を把握しているつもりです。
私が「WB工法」と出会ったのも”本当に偶然!”でした。それまで「家は”綺麗な容れ物”!」くらいの認識しか有りませんでした・・ので、「WB工法との出会いに感謝!」しています!!
もし、この時「WB工法」に出逢えていなければ、当時の懐事情から考えても、「安い!」「見てくれはまあまあ・・」「間取りもそれなり・・」の「建売住宅」を選んでいただろうとは、容易に想像がつきます!!
「拘りの私!」の事ですから、もし、事後に「WB工法」の事を知った事態を想像すると・・汗)、一生涯後悔に苛まれただろうと、空恐ろしくなります!!
ネットで見ると、過去に一件だけ”裁判になったトラブル”があったようです。「言った・・」「言わない!」で事前のご説明に行き違いがあったようですね。やはりお施主様には過剰なPRではなく、丁寧なご説明で納得していただき、お互いに信頼関係を築く必要性を痛感いたします。
さて、私の2005年からの茨城県での居住実績から感じている「WB工法の欠点」としては・・
あなたも、「我が家もWB工法にしたい!」・・と思われませんか?
新築なら、契約書に捺印する前なら「キャンセル」が可能ですが、捺印後ですと、違約金を取られます!!
【こぼれ話:「あるお施主様が、工務店で契約された後でWB工法をお知りになり、「どうしてもWBで建てたい!」ということで、必要経費をお施主様負担で、その工務店さんと交渉中(2023年7月現在!)とのことです!!!】
もしも、今お住みになっているご自宅を「WB工法にリフォームしたい!」とお考えなら、一度ご自宅を「診断」させてください!可否を判断してご報告させて頂きます。大掛かりなリフォームについては、こちらを参照ください!!
住んでみて分かったことは・・
です。
ある工務店の社長が「WB工法はリベートが要らないのが一番良い・・」と言われていましたが、他の工法について不勉強なのでコメントできません・・・。
結局、WB工法とは「断熱性能は国の推奨値をクリアー(国の温熱等級4認定書受領)」した構造で、さらに「換気扇がOFFでも、湿気を屋外に自然に排出できるので、常に湿度を快適レベルに維持でき、湿気と同時に化学物質や生活臭も排出できる」ということだと理解しましたので参考にしてください。
私が一番心配するのは「国の住宅行政を司る学者先生達が”湿気”について完全に無視されて、”石膏ボードを湿気は透過する”こともご存じなかった!事実です!」国の住宅に関する要素技術には今でも「湿気」の項目が含まれていません。これに気付かないほど無知だとは思いたくない!ので、・・已む無く無視されているのでは無いか・・!とさえ愚考しています。
先日、「WB工法の欠点を教える。夏は暑いし冬は寒いというデメリットは口コミで見つからない」というサイトも現れましたので、こちらもぜひ参考にしてみてください。
私なりに少し反論させて頂ければ、このサイトでは「熱い、寒い・・」を強調されていますが、WB工法が拘るのは室内の湿気を自然な通気で屋外に排出し、結果として結露、VOC、臭気も無くなるということです。
「・・湿度タップリで暑い空気を室内に取り入れて快適な室内環境になるわけがありません。・・」と指摘されていますが、外気をいきなり直接壁体内に取り入れる訳ではありません。夏場の外気温が30〜35℃の場合、その家で一番気温の低いのは「床下」です。普通は外気温ー5〜−7℃程度は低いはずです。
壁体内の上昇気流がゆっくりと床下の空気を引き上げ、それに引かれて外気がゆっくりと床下に入って来て、床下の空気と混ざります。床下の空気は夏は涼しく、冬は暖かいです。
まずは、「WB工法の上昇気流とは・・」で空気の流れをご覧ください。
特殊な発煙管で、空気と同じ比重の煙を模型の床下に入れますと、太陽に擬した白熱球に温められて壁の中の空気がゆっくりですが上昇して、床下の白煙を引き上げ、棟の開口部から屋外に流れ出るのを確認して頂けます。
夏場に、太陽に焼かれた住宅は、屋根、小屋裏、2階、1階、床下と順次温度が低くなり、暖められた壁体内の空気は比重が軽くなって、ゆっくりと上昇します。
「WB工法は熱い!寒い!・・」と指摘されていますが、断熱性能については温熱等級4の認定を頂いていますので、十分な断熱性能を確保しています、ご安心ください。
換気扇・エアコンを使わない状況での「WB工法の温度・湿度の実績値」や「WB工法は生活臭がこもらない?」なども参照してみてください。
極論しますと、屋内の換気に関して、「室内の湿気・VOC・臭気を換気扇で排出しますか?自然な透湿通気で排出しますか?」になります。また高機密住宅では必須の、第一種換気装置についてもこちらで問題点を指摘されています。
世の中には完璧というものは無いので、WB工法といえども全てのユーザーの希望に添えるとは思いません。
ご自分として何が大切で、何を切り捨てるかを判断し、最善のものを選択することが大切ではないでしょうか。
もし、年中25℃ほどの冬の暖かさ、夏の涼しさを希望されるのであれば、大がかりな暖・冷房システムを設置した今はやりの高気密・高断熱が良いかと思います。
その場合は第一種換気装置と、農薬系ではない防蟻剤「エコボロンPRO」が欠かせないのでは・・・?
”永久に続く”定期的な数種類のフィルター交換と、ダクト内の清掃が必要になります。換気装置本体の寿命も気になります!高気密の室内に家具やファブリーズ等のVOCや、湿気・ダニの糞の粉末etc・・が蔓延する可能性は何としても避けたいものです。
ウッドビルドの寺島社長が、高気密住宅全盛のころ、仕事が取れなくて・・「高気密住宅の下請けをした時・・・」の驚きを騙られています・・。
また、「高気密」で建てて後悔している人も・・
私なりに色々調べ経験した中では、家造りで一番大切なのはIAQ(室内空気環境)だと理解するに至りました。
家を新築して、これから先長〜く住み続ける家の中の空気が、機械換気装置を使わなくても爽やかなままというのが一番大切なのではないですか?
「3歳までにその子の皮膚機能が完成される・・」ので、過剰な恒温性を追求すると皮膚の発汗・耐寒機能に良くないという説にも大いに納得します。ぜひ「汗をかかない子」や「能動汗腺」等で検索してみてください。生活環境が”過保護”過ぎるのも問題です!・・。
下記の先人の知恵にも「その通りだ!」と、ハゲシク同意します。
【「子供は少し飢えさせて育てよ、震えさせて育てよ」これは江戸時代の学者、貝原益軒の「養生訓」の教訓です。少しの「ひもじい」思いと「寒い」思いをさせることが、壮健な身体と長寿の体質を培うというわけです。現代なら「幼児虐待」で訴えられかねません。しかし古来「貧家に孝子顕る」という諺もあります。】(「3日食べなきゃ、7割治る!」船瀬俊介132P)
「適度な寒さと飢えと痛みによって、子供は真っ直ぐ育つ」という言葉もあるそうです。
日本に住んでいる限りは、外国には無い”梅雨”や酷暑・酷寒を含む四季と上手に「付き合ってゆく」必要があると思います。
換気装置を使わなくても、年間を通して平均約55%の湿度とVOC、生活臭の無いきれいな室内空気環境が維持できるのは、初期費用のアップ(3〜4万/坪)には換えられない、掛け替えのない「宝物」です。
ぜひ一度近くでのWB工法の完成見学会へ出向かれて、玄関を入った時に感じる”空気の爽やかさ”を体感してみてください。
WB工法のお施主様の感想は「SUMO」なども参考にしてください。
私がどんなご縁でWB工法と出会って、どう行動したかを詳しく、こちらで述べていますのでご笑覧ください!
少しでもWB工法に興味を持って頂けたら、全国どこからでも是非弊社にご連絡いただければ、資料のお届け、お近くで予定されている見学会等をご案内いたします。
お近くのWB工法会員の体験棟か、もし可能なら直接に長野のウッドビルド(要予約)へお越しください。こちらで河野までご連絡頂ければ私の方で段取りをさせて頂きます!!ご連絡お待ちしております!
必ずやご満足・納得いただけると、自信があります。
先日、ある工務店さんから有り難い言葉を頂きました。「リフォームで壁を剥がして、黒カビの生えた躯体や、湿って重くなりずり落ちた真黒なグラスウールを見るたびに何かが間違っている・・!と思ってきた。20年かかってやっと巡り会えたこのWB工法でなければ、基本的にこの問題は解決できない!」とのことです。
また、ぜひ「お医者さんが勧めるWB工法」を参照してみてください。
その井先生が、内科医として「アレルギー患者さん」に数多く接して来られ、「医学的に原因・解決策」などを説明されています。「井先生の想い」を、このYoutubeで確認して下さい。
最近アクセスが多いのは「WB工法はアレルギーが治るの?」です。ご参考までにご覧ください!
最後に『知らないと損!断熱最強のWB工法について職人社長がデメリットを全てお話します!』もどうぞ!